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Xiaomi Pad 6S Pro実機レビュー!iPad(第9世代)やPixel 10 Proと比較してわかった「コスパ最強」の真実

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結論から言います。Xiaomi Pad 6S Pro 12.4は、「国内で買える12インチ以上のハイエンドタブレットとしては、最高レベルのコスパ」です。

Snapdragon 8 Gen 2搭載で「原神」などの重いゲームもサクサク動き 、120Wの急速充電はわずか49分でフル充電できます 。

Xiaomi Pad 6S Pro 12.4の良いところトップ5まとめ。きれいで明るいディスプレイ、重いゲームも遊べる高い処理性能、約49分でフル充電可能などがメリット一覧。

しかし、完璧ではありません。 以下の悪いところもあります。

Xiaomi Pad 6S Proの悪いところトップ5まとめ。アプリUIの最適化不足、カメラガラスが大きすぎ、新品購入が難しいなどのデメリット一覧
この記事で分かること
  • iPad(第9世代)と比較したディスプレイ性能、バッテリーの違い
  • Pixel 10 Proも交えて検証したカメラAIの実力
  • 結局「買い」なのか?忖度なしの最終結論

この記事では、製造業で設計開発をしていたぼく“うちき”が、Xiaomi Pad 6S Proを徹底検証し、 「実測データ」と「実際の感覚」を照らし合わせた、リアルな使用感をレビューします。

Xiaomi Pad 6S ProとiPad(第9世代)を比較検証した結果は以下です。

Xiaomi Pad 6S Proの動作やバッテリー、カメラなど評価比較まとめ表。総合評価はB、コスパはA。iPad(第9世代)とも比較した検証結果一覧

この記事は2025年11月末時点の情報に基づいています。

本記事では、Xiaomi Pad 6S Pro 12.4(正式名称)は「Xiaomi Pad 6S Pro」、Google Pixel 10 Pro(正式名称)は「Pixel 10 Pro」と省略して表記しています。

目次

基礎スペック比較

Xiaomi Pad 6S Proの主要スペックをiPad(第9世代)と比較して記載します。(※参照元 Xiaomi公式サイトApple公式サイト)

Xiaomi Pad 6S Pro 12.4とiPad(第9世代)の基礎スペック比較表の1枚目。価格、サイズ、重量、ディスプレイ性能などの仕様一覧
Xiaomi Pad 6S Pro 12.4とiPad(第9世代)の基礎スペック比較表の2枚目。プロセッサ、120W急速充電、カメラ画素数、スピーカー数などの仕様一覧

【デザイン】高級感〇 ただし大型カメラユニットに注意

Xiaomi Pad 6S Proのデザインをレビューします。iPad(第9世代)とも比較します。

質感|背面側面ともにマット仕上げでフラット 指紋は付きづらい

■背面

Xiaomi Pad 6S Pro 12.4の背面の実機写真。グラファイトグレーのアルミボディ、50MPカメラユニット、Xiaomiロゴの外観
Xiaomi Pad 6S Pro 12.4の背面を斜めから撮影した実機写真。深みのあるグレー、フラットな背面、さらさらした質感の外観

背面はアルミのマット仕上げ。丸みはなくフラットです。

背面右上にはカメラ、左上にはXiaomiロゴとキーボード用コネクタが配置されています(横置きの場合)。

カラーは深みのある濃いグレーで、ぼくは好きです。

Xiaomi Pad 6S Pro 12.4の背面を指で触って質感を確認している写真。サラサラとしていて指紋が付きにくい表面加工
Xiaomi Pad 6S Pro 12.4の背面に指紋が付着して少し目立っている検証写真。指紋は付きにくいが付くとグラファイトグレーの表面で見えやすい

 サラサラのため、指紋は付きづらいですが、付くと少し目立ちます。

Xiaomi Pad 6S Pro 12.4の背面アウトカメラユニット拡大写真。大型ガラスで覆われた4眼風のデザインだが実際は2眼構成、50MP AI CAMERAのロゴ
カメラユニットは大型。ガラスで覆われている。
カメラが4個あるように見えるデザイン。実際はカメラ2個。
Xiaomi Pad 6S Pro 12.4のアウトカメラユニットを斜めから見た拡大写真。縁の光沢加工が美しく上品な高級感を演出しているデザイン
カメラユニットの縁は光沢仕上げで美しい

カメラユニットの縁は光沢仕上げ。クリアな輝きを放っていてきれいです。上品さを感じます。

■側面

Xiaomi Pad 6S Pro 12.4の側面実機写真。背面と同じ質感で統一されたフラットなアルミフレーム
Xiaomi Pad 6S Pro 12.4の側面を斜めから見た実機写真。背面と側面の境界(エッヂ)はほぼ直角のデザイン
側面も背面と同じ材質。丸みはなくフラット。背面と側面の境界(エッヂ)はほぼ直角。

側面も背面と同じ材質です。丸みはなくフラット。背面と側面の境界(エッヂ)はほぼ直角になっています。指紋は付きづらいです。

■質感 評価

Xiaomi Pad 6S Pro 12.4とiPad(第9世代)のデザイン・指紋耐性の比較評価表。高級感はXiaomiが優れているが、背面の指紋汚れはiPadの方が目立ちにくい結果一覧

インターフェース

Xiaomi Pad 6S Pro 12.4を横置きにした際のインターフェース配置図。電源・音量ボタン、USB-C端子、スピーカー位置などの各部名称
横置き(インカメラ位置が上)の場合
Xiaomi Pad 6S Pro 12.4を縦置きにした際のインターフェース配置図。電源・音量ボタン、USB-C端子、スピーカー位置などの各部名称
縦置き(インカメラ位置が右)の場合
Xiaomi Pad 6S Pro 12.4の上側面の実機写真。スタイラスペン取付位置(磁気コネクタ)、音量ボタン、マイク穴の配置
Xiaomi Pad 6S Pro 12.4の下側面の実機写真。端子やボタン類が一切配置されていないフラットなデザイン
Xiaomi Pad 6S Pro 12.4の右側面の実機写真。中央のUSB Type-Cコネクタと左右のスピーカー配置
Xiaomi Pad 6S Pro 12.4の左側面の実機写真。電源ボタン(指紋センサー内蔵)と2つのスピーカー配置

■音量ボタンが細くて押しづらい

Xiaomi Pad 6S Pro 12.4とiPad(第9世代)を重ねた音量ボタンの比較写真。Xiaomiのボタンは細い一体型のため、独立型のiPadに比べて押しづらいという検証結果

Xiaomi Pad 6S Pro音量ボタンは細く、音量の大小で独立していません。iPad(第9世代)の音量ボタンと比べ、少し押しづらいです。

Xiaomi Pad 6S Pro 12.4とiPad(第9世代)のボタンの押しやすさ比較評価表。iPadは評価Aで押しやすいが、Xiaomiは音量ボタンが少し押しづらく評価Bという結果一覧

サイズ・重量│Xiaomi Pad 6S ProはA4用紙よりひと回り小さい

Xiaomi Pad 6S Pro 12.4のサイズと重量の実測検証写真。縦横の寸法詳細と、公称590gに対し実測599gだった重量計測結果
重量実測は599g。カタログ値より9g重い。
Xiaomi Pad 6S Pro 12.4の大きさをA4用紙およびiPad(第9世代)と比較した写真。A4用紙より縦横約1.8cm小さく、iPadより一回り大きいサイズ感
Xiaomi Pad 6S ProはA4用紙より縦横1.8cmずつ小さい

Xiaomi Pad 6S Proは12.4インチ。タブレットの中では大きい部類です。重さは590g(実測は599g)あり、12インチクラスのタブレットの中では普通レベル。

片手でXiaomi Pad 6S Proを持つと「重いな」と感じることがありますが、両手ならそこまで重さは気になりません。

■カメラの出っ張りは約3mm 机に置くとガタつく

Xiaomi Pad 6S Pro 12.4のアウトカメラユニットを斜めから撮影した拡大写真。土台とガラス面で2段に構成された出っ張りの形状と厚み
カメラ部は2段で出っ張っている。
Xiaomi Pad 6S Pro 12.4のアウトカメラの出っ張りをノギスで計測している実測写真。カメラユニットの厚みは約3mmあるという検証結果
カメラ+本体の厚さを測ると9.3mm。
本体厚さを除くと、カメラの出っ張りは約3mm。
Xiaomi Pad 6S Pro 12.4を机に置いて端を指で押している写真。カメラの出っ張りによりガタつき(揺れ)が発生することを示す検証結果

カメラの厚さを測ると3mmでした。タブレットとしてはかなり厚い設計です。机に置いて使うと、ガタガタして気になります。

Xiaomi Pad 6S Pro 12.4とiPad(第9世代)の平置き時のガタつき比較評価表。カメラが出っ張っているXiaomiはガタつくが、iPadはガタつかないという検証結果一覧

■カメラガラスに指が触れて汚れやすい

Xiaomi Pad 6S Pro 12.4を手に持った際、指が大型カメラユニットに触れてしまう検証写真。配置的に指が当たりやすく、レンズが汚れやすいというデメリット

Xiaomi Pad 6S Proのカメラユニットは大型な分、指が触れやすくカメラガラスがすぐに汚れます

特にカメラユニットの近くにある電源ボタンや音量ボタンを操作しようとすると、必ずと言っていいほどカメラユニットに指がかかります。汚れを拭きとる手間がかかり地味にストレスです。

デザイン 評価│Xiaomi Pad 6S Proは高級感〇だが実用性△

Xiaomi Pad 6S Pro 12.4とiPad(第9世代)のデザイン総合評価表。美しさはXiaomiが高評価だが、ボタンの押しやすさや平置き時のガタつきはiPadが優勢という比較結果一覧

Xiaomi Pad 6S Proは、マット仕上げのフラットな外観。定価6万円台の価格ながら高級感を感じます。個人的には美しさはiPad(第9世代)より上です。

しかし実用性ではiPad(第9世代)に劣ります。特にカメラガラスに指が触れやすいのが、個人的に嫌な点です。

したがってXiaomi Pad 6S Proのデザイン評価は、「C(普通)」にしました。

iPad(第9世代)は高級感は劣るものの、実用性はXiaomi Pad 6S Proより高いため、同じ「C(普通)」評価です。

【ディスプレイ】iPad(第9世代)より明るくきれいでなめらか!

Xiaomi Pad 6S Pro 12.4とiPad(第9世代)のディスプレイ画面比較写真。ベゼル(縁)が細く画面が広いXiaomiに対し、iPadは上下の黒縁が目立つデザインの違い

Xiaomi Pad 6S ProのディスプレイをiPad(第9世代)と比較しながらレビューします。

スペック比較│Xiaomi Pad 6S Proのほうがスペックは上

Xiaomi Pad 6S Pro 12.4とiPad(第9世代)のディスプレイを斜めから見た視野角の比較写真。角度をつけても画面が白っぽくならず鮮明に見えるXiaomiの広視野角特性
Xiaomi Pad 6S ProとiPad(第9世代)のディスプレイ比較表。144Hzや900ニトなど主要スペックの違い一覧。

※参照元 Xiaomi公式サイトApple公式サイト

スペックだけで判断すると、Xiaomi Pad 6S ProのディスプレイはiPad(第9世代)より明るくて、なめらかで、きめ細かく、色の表現が豊かということになります。

Xiaomi Pad 6S Proが特徴的なのは、低ブルーライトディスプレイを搭載している点です。通常ディスプレイと比べ、見え方が変わるのか気になります。

【明るさ】実機検証│iPadより明るい 室内なら十分

Xiaomi Pad 6S Proのディスプレイの明るさを照度計で測定し、どれくらい明るいのかを検証します。iPad(第9世代)と比較します。

※明るさの単位は「Lux(ルクス)」で実測しています。 公式スペックの「nit(ニト)」とは厳密には異なりますが、数値が高いほど画面が明るく、直射日光下でも見やすいことを表しています

「Lux(ルクス)」の正式な単位記号は「lx」(例:500 lx)ですが、本記事では数字の1(イチ)との誤認を防ぎ、視認性を高めるため「Lux」で表記しています。

Xiaomi Pad 6S Pro 12.4とiPad(第9世代)のディスプレイ輝度(屋外直射日光下)の実測検証写真。自動調整モードでの計測結果はXiaomiが1,203Lux、iPadが1,098Lux
Xiaomi Pad 6S Pro 12.4とiPad(第9世代)のディスプレイ輝度(手動調整最大)の実測検証写真。Xiaomiは789Luxと明るいが、iPadは483Luxにとどまる計測結果
Xiaomi Pad 6S Proのほうが画面は明るい。
照度計での計測結果 [Lux] 比較
  • Xiaomi Pad 6S Pro 12.4
    • 自動調整 直射日光下 1,203Lux
    • 手動調整 最大 789Lux
  • iPad(第9世代)
    • 自動調整 直射日光下 1,098Lux
    • 手動調整 最大 483Lux
  • Google Pixel 10 Pro
    • 自動調整 直射日光下 2,645Lux
    • 手動調整 最大 1,932Lux
  • Surface Pro 8(13インチタブレットPC)
    • 手動調整 最大 519Lux

※画面に同じ白い画像を映して照度計で測定数値はあくまで参考
※画面に透明保護ガラスを貼付済。

明るさを手動で最大にしたときは、Xiaomi Pad 6S ProのほうがiPad(第9世代)より、明らかに明るいです。

照度計の測定結果でもXiaomi Pad 6S Proのほうが300Lux以上明るい結果になっています。

明るさ設定「自動」で、屋外の日差しがよく当たる場所でも、Xiaomi Pad 6S Proのほうが画面は明るいです。

ただiPad(第9世代)も公称最大輝度500ニトにしては明るく、Xiaomi Pad 6S Proと大きな差ではありませんでした。

Xiaomi Pad 6S Pro 12.4、iPad(第9世代)、Pixel 10 Proの屋外直射日光下でのディスプレイ視認性比較写真。有機EL搭載のPixel 10 Proが圧倒的に明るく見やすい一方、液晶のXiaomi Pad 6S Proは視認性が劣るという検証結果
Xiaomi Pad 6S ProとiPad(第9世代)は直射日光下だと見づらい。

しかし両機種とも屋外で見ると画面が暗く、少し見づらいです。直射日光下でも見やすいPixel 10 Proと比べると差は歴然。

Xiaomi Pad 6S Proのような大画面タブレットを屋外で使うことは少ないと思いますが、 日差しの強い屋外での使用は不向きと言えます。

今回は検証のために屋外で比較をしましたが、室内で使う分には Xiaomi Pad 6S ProもiPad(第9世代)も明るさは十分です。

Xiaomi Pad 6S Proはむしろ明るすぎるくらいで、ぼくは満足しています。

Xiaomi Pad 6S Pro 12.4とiPad(第9世代)のディスプレイ明るさ比較評価表。Xiaomiは評価C+で液晶としては明るめだが、iPad(評価C)との差はわずかという結果

【きれいさ】実機確認│発色良&高精細できれい やや黄緑がかっているが調整可

Xiaomi Pad 6S Pro 12.4とiPad(第9世代)の室内でのディスプレイ画質比較写真。輝度300Luxで統一した検証、両機種とも高精細できれいな表示
明るさを300Luxに合わせたときの見え方比較。
左がXiaomi Pad 6S Pro、右がiPad(第9世代)

Xiaomi Pad 6S ProもiPad(第9世代)も、きれいなディスプレイです。

両機種とも画素密度は250ppi以上。きめ細かくて、粗さはまったく感じません。発色も良好です。

ただしXiaomi Pad 6S Proは低ブルーライトディスプレイのためか、iPad(第9世代)と比べ、デフォルト設定だと少し黄緑がかった色味に見えます(iPadのTrueToneはオフ)。

とはいえ、Xiaomi Pad 6S Proは設定から画面の色を自由に調整できるので、大きな問題ではないです。

Xiaomi Pad 6S Pro 12.4のディスプレイ色温度設定画面。カスタム調整で赤・ピンク寄りに設定し、iPad(第9世代)に近い色味を再現している様子
Xiaomi Pad 6S Proは画面の色味を調整可能。
色温度を「赤~ピンク強め(画像参照)」にすると、iPad(第9世代)と近い色になった。
Xiaomi Pad 6S Pro 12.4とiPad(第9世代)のディスプレイきれいさ比較評価表。両機種とも評価Bできれいだが、有機ELには劣るという同等の評価結果

【表示のなめらかさ(残像感)】実機確認│144Hzはとてもなめらか

Xiaomi Pad 6S Pro 12.4の画面を高速スクロールして残像感を確認している検証写真。のブラウジングにおける文字のブレ具合と視認性のテスト

最大144Hzのリフレッシュレートに対応しているXiaomi Pad 6S Proは、とてもなめらかな表示です。リフレッシュレート60HzのiPad(第9世代)と比べ、残像感が少ないです。

Xiaomi Pad 6S Pro 12.4とiPad(第9世代)のディスプレイ表示のなめらかさ比較評価表。Xiaomiは評価Aで残像が少なくとてもなめらかだが、iPadは評価Cで普通。

【タッチ操作のしやすさ】実機確認│しやすい

Xiaomi Pad 6S Pro 12.4のディスプレイを指で操作してタッチ感度を確認している検証写真。画面の反応速度や指への追従性をチェック

Xiaomi Pad 6S ProのほうがiPad(第9世代)よりタッチ操作はしやすく感じました

ただし手持ちのPixel 10 ProやiPhone 14 Proと比べると、指へ吸い付く感覚がやや劣ります

手持ちのXiaomiスマホRedmi Note 9Sではタッチ感度が高く、意図せず画面が反応してしまうことがありましたが、Xiaomi Pad 6S Proはちょうどいいタッチ感度になっています。

iPad(第9世代)は、iOS端末特有の指に吸い付くような操作感は良いです。しかしタッチ感度が低め。Xiaomi Pad 6S Proや同じiOS端末のiPhone 14 Proと比べると、スクロールがしづらいです。

Xiaomi Pad 6S Pro 12.4とiPad(第9世代)のタッチ操作のしやすさ比較評価表。Xiaomiは操作しやすい評価B、iPadは感度が低く反応しないことがあるため評価Cという結果

【ベゼル】実機確認│ベゼル細め 没入感◎

Xiaomi Pad 6S Pro 12.4とiPad(第9世代)のベゼル幅比較の実測写真。Xiaomiは上下約7mmと極細だが、iPadは上下約20mmあり太さが目立つ検証結果
左:Xiaomi Pad 6S Pro
右:iPad(第9世代)

Xiaomi Pad 6S Proのベゼルは上下左右7~7.5mmでほぼ均一。タブレットとしては細めです。

上下ベゼルが太いiPad(第9世代)と比べ、圧倒的に画面に没入できます。

Xiaomi Pad 6S Pro 12.4とiPad(第9世代)のディスプレイ拡大比較写真。フルラミネーションのXiaomiは画面が近く没入感があるが、非対応のiPadは隙間があり画面が奥まって見える

公式サイトの仕様欄に書かれていませんでしたが、Xiaomi Pad 6S Proはフルラミネーションディスプレイです。

フルラミネーションではないiPad(第9世代)と比べ、画面が近くに見えるのも良い点。没入感を高めてくれます。

Xiaomi Pad 6S Pro 12.4とiPad(第9世代)のベゼル太さ比較評価表。Xiaomi Padは細め、iPadは太いという結果

ディスプレイ 結果と評価│定価6万円台で買えるタブレットとしては十分すぎ

Xiaomi Pad 6S Pro 12.4とiPad(第9世代)のディスプレイ総合評価表。なめらかさやベゼルの細さでXiaomiが評価Bを獲得し、iPadを上回る結果一覧

Xiaomi Pad 6S Proのディスプレイ評価は「B(よい)」です。

さすがに有機ELには叶わないものの、定価6万円台で買えるタブレットとしては十分すぎます

iPad(第9世代)も、決して悪くはないディスプレイです。ただXiaomi Pad 6S Proを使ったあとに使うと、「なんかちょっと見づらいな…」と感じます。

【動作・パフォーマンス/発熱】AnTuTu176万点 原神も快適

Xiaomi Pad 6S Pro 12.4のAnTuTu Benchmark(v11)実測スコア画像。総合約176万点、CPU約59万点、GPU約40万点というハイエンド性能を示す計測結果

Xiaomi Pad 6S Proの「動作」や「パフォーマンス」について、ベンチマークスコアから実際のアプリ使用感までレビューします。iPad(第9世代)とも比較します。

プロセッサとメモリ│3年前のハイエンドチップ搭載 メモリ8GB

Xiaomi Pad 6S Pro 12.4とiPad(第9世代)のSoCプロセッサおよびメモリ比較表。XiaomiはSnapdragon 8 Gen 2と最大12GBメモリを搭載、iPadはA13

Xiaomi Pad 6S ProもiPad(第9世代)も処理性能の高いハイエンドチップを搭載しています。

ただし両機種ともに型落ち品。Xiaomi Pad 6S Proは2022年、iPad(第9世代)は2019年発表のものです。

ベンチマーク実測|「AnTuTu Benchmark」「Geekbench 6」

スマホの性能を数値化するベンチマークアプリ「AnTuTu Benchmark」と「Geekbench 6」を使って、両者の基本的な動作性能を比較します。

ベンチマークアプリとは
  • スマホの性能を点数で示してくれるもの。
  • スコアが高いほど、全体的に動作がサクサクな高性能スマホだと判断できる。
  • 過去に一部のスマホメーカーが、ベンチマークアプリ起動時だけ性能を上げる不正を行っていたため、スコアはあくまで「目安」程度。実際の使い心地とは必ずしも一致しない

■AnTuTu Benchmarkスコア 最大│176万点 (iPadは114万点)

AnTuTu Benchmarkとは
  • スマホの総合的な性能を1つの大きなスコアで評価する。
  • 測定項目は以下4つ。
    • CPU
      スマホの頭脳にあたる部分。計算処理やアプリの指示をどれだけ速くこなせるかを測る。
    • GPU
      映像や画像を表示する能力。3Dゲームなど、キレイで動きの激しい映像をどれだけ滑らかに表示できるかを測る。
    • MEM
      アプリを起動したり、データを一時的に保存したりするメモリ(RAM)と、写真やアプリを保存するストレージ(ROM)の読み書き速度を測る。
    • UX
      実際にスマホを操作した時の快適さ。データの処理速度や画像の表示速度など、ユーザーの体感的な使いやすさを評価する。
  • テスト内容がOSごとに違うため、AndroidとiOSの間での比較には使えない。
Xiaomi Pad 6S Pro 12.4のAnTuTu Benchmark(v11)実測結果。総合176万点のハイスコアに加え、最大温度29.9℃、バッテリー消費4%という検証データ
iPad(第9世代)のAnTuTu Benchmark(v10)実測結果。総合114万点。計測時の最大温度は31.6℃、バッテリー消費は9%という発熱と電池持ちの検証データ

Xiaomi Pad 6S Proの結果は176万点。150万点を超えており、スコアだけで判断すれば重い3Dゲームもサクサクプレイできるレベルです。

一方iPad(第9世代)はXiaomi Pad 6S Proより60万点低い114万点。OSごとにテスト内容が違うため、正確な比較はできないですが、処理性能はXiaomi Pad 6S Proのほうが高いということになります。

ただiPad(第9世代)も100万点超え。普段使いでは困らない十分なスコアです。

両機種とも発熱はありませんでした。

■Geekbenchスコア│GPUはiPad(第9世代)のほうが高い

Geekbench 6とは
  • CPUとGPUの能力に特化して測定。
  • CPUの測定項目は以下2つ。
    • Single-Core Score (シングルコアスコア)
      CPUのコア1つだけの純粋な処理性能を測る。このスコアが高いほど、アプリの起動、ウェブページの表示など、基本的な操作が速く感じられる。
    • Multi-Core Score (マルチコアスコア)
      CPUの複数コアを同時に動かした際の処理能力を測る。このスコアが高いほど、複数のアプリの同時使用や高負荷な作業をスムーズにこなせる。
  • GPUの測定項目は以下3つ。
    • Vulkan Score (ヴァルカンスコア)
      主にAndroidOSで使用。このスコアが高いほど、ゲームをキレイな映像でスムーズに遊べる。
    • OpenCL Score (オープンシーエルスコア)
      主にAndroidOSで使用。このスコアが高いほど、画像加工や動画編集などクリエイティブな作業が快適になる。
    • Metal Score (メタルスコア)
      主にiOSで使用。このスコアが高いほど、iPhoneやiPadのゲームや動画編集などが快適になる。
  • テスト内容が特定のOSに依存しないようになっているため、AndroidとiOSの間での比較がある程度可能。
Xiaomi Pad 6S Pro 12.4のGeekbench 6実測スコア。CPUシングル1924、マルチ5435、GPU(Vulkan)10057という安定したハイスコア結果
iPad(第9世代)のGeekbench 6計測結果。GPU(Metal)スコアは14127だが、CPU計測は負荷に耐えきれずアプリが強制終了し測定不能
他機種と比較(実測)
  • Xiaomi Pad 6S Pro (Snapdragon 8 Gen 2)
    • CPU Single-Core 1924
    • CPU Multi-Core 5435
    • GPU Vulkan 10057
  • iPad(第9世代) (A13 Bionic)
    • GPU Metal 14127
  • Pixel 10 Pro (Tensor G5)
    • CPU Single-Core 2303
    • CPU Multi-Core 6038
    • GPU Vulkan 3677
  • iPhone 14 Pro (A16 Bionic)
    • CPU Single-Core 2644
    • CPU Multi-Core 6879
    • GPU Metal 22811

驚くことにXiaomi Pad 6S ProのGPUスコアは、iPad(第9世代)よりも低いです。

基本動作・アプリ動作・発熱 実機確認│Xiaomi Pad 6S Proのほうが有利

Xiaomi Pad 6S Pro 12.4とiPad(第9世代)の動作検証に使用したアプリ一覧画面。原神、モンスト、SNS、動画編集アプリなど、テスト環境のホーム画面写真

ベンチマークスコアで判別できない、実際のアプリでの動作や発熱がどうかをレビューします。

Xiaomi Pad 6S ProとiPad第9世代の動作・発熱比較表。原神やSNS、動画編集など主要アプリの快適度をA~D評価した検証結果一覧。

■基本動作(ホーム画面スワイプ、アプリ開閉、タスクキルなど)

Xiaomi Pad 6S Pro 12.4とiPad(第9世代)の基本動作検証写真。ホーム画面をスワイプしてスクロールの滑らかさや指への追従性を比較している様子

Xiaomi Pad 6S Proはとてもサクサク。動作に引っかかりやカクつきはありません。

4年使っているiPad(第9世代)も基本はサクサク動きますが、Xiaomi Pad 6S Proと比べると遅め。

特にiPadOS 26へのアップデート後に動作が遅くなり、ホーム画面を横にスワイプするときや、ロック解除時にカクつくことが多くなりました。タスクキル(バックグラウンドアプリの自動終了)も強くなったと思います。

Xiaomi Pad 6S Pro 12.4とiPad(第9世代)の基本動作の比較評価表。Xiaomiは評価Aで非常に快適だが、iPadは評価Cで時々カクつくという検証結果

■Chrome 

Xiaomi Pad 6S Pro 12.4とiPad(第9世代)のChrome動作検証写真。検索やページ表示の速さの比較している様子

Xiaomi Pad 6S Proの動作はとてもサクサクです。

iPad(第9世代)は基本的にサクサクですが、広告が表示されるページだと動作が重め。読み込みが遅く、スクロールがカクつくことがあります。

Xiaomi Pad 6S Pro 12.4とiPad(第9世代)のchrome動作の比較評価表。Xiaomiは評価Aで非常に快適だが、iPadは広告付きページが重いという検証結果

■Googleマップ ■Instagram 

Xiaomi Pad 6S Pro 12.4とiPad(第9世代)でGoogleマップのルート検索を行っている動作検証写真。地図のスクロールや拡大縮小時の滑らかさを比較確認している様子

Xiaomi Pad 6S ProもiPad(第9世代)もとてもサクサク。動作に差はありません。

発熱は両機種ともありませんでした。

Xiaomi Pad 6S Pro 12.4とiPad(第9世代)のGoogleマップ、Instagram動作検証結果一覧表。両機種とも評価Aで非常にサクサク動作することを確認

■YouTube│速度調整パネルが欠ける不具合あり

Xiaomi Pad 6S Pro 12.4とiPad(第9世代)のYouTubeアプリの動作比較写真。なめらかに動画が再生できるか検証

1080pの動画を4倍速で再生しても、両機種ともカクついたり音飛びしたりすることなく、快適に視聴できました。

1080pでの動画再生

Xiaomi Pad 6S ProiPad
(第9世代)
2倍速快適快適
3倍速快適快適
4倍速快適快適

ただしXiaomi Pad 6S Proは再生速度調整パネルの右側が欠けてしまい「+」や「3.0」ボタンが押せません(横スクロールは不可)

Xiaomi Pad 6S Pro 12.4のYouTubeアプリで再生速度調整パネルの右端が見切れる不具合写真。3.0倍速や+ボタンが画面外にはみ出している
2025年11月現在、Xiaomi Pad 6S Proは再生速度調整パネルの右側が欠ける。
横スクロールも不可。バーでの調整は可能。

パネルが欠けていても、調整バーは無理やり右にスライドできるので、ボタンは押せなくても3倍速以上にできるのですが、不便な点です。

Xiaomi Pad 6S Pro 12.4とiPad(第9世代)のYouTubeアプリ動作検証結果一覧表。両機種とも動作は評価Aで非常に快適だが、Xiaomiは速度調整パネルの表示に不具合あり

■X(旧Twitter)|Xiaomi Pad 6S Proはスマホと同じUI

Xiaomi Pad 6S Pro 12.4とiPad(第9世代)のXアプリ表示比較。iPadは左側にメニューがあるタブレット用UIだが、Xiaomiはスマホと同じUIで最適化不足
表示内容が異なる。
左のiPad(第9世代)は画面左にホームボタンや検索ボタンが表示される。

Xiaomi Pad 6S Proの動作はとてもサクサクです。iPad(第9世代)はXiaomi Pad 6S Proと比べ、スクロールの反応が悪く、少しもたつく場面があります。

2025年11月時点では、Xiaomi Pad 6S Proはタブレット用のUIに対応していません。スマホと同じ画面表示です。

Xiaomi Pad 6S Pro 12.4とiPad(第9世代)のXアプリ動作検証結果一覧表。両機種とも評価Aでサクサクだが、Xiaomiはスマホ用UIな点に注意

■Tik tok|Xiaomi Pad 6S Proはとてもサクサク

Xiaomi Pad 6S Pro 12.4とiPad(第9世代)のTikTokアプリ動作検証写真。動画の再生や縦スクロールの滑らかさを比較確認している様子

Xiaomi Pad 6S Proはとてもサクサク

一方iPad(第9世代)は、投稿閲覧だけならサクサクですが、検索したときのスクロールがやや重く、たまにスワイプしても反応しないことがあります。

Xiaomi Pad 6S Proのほうが快適です。

Xiaomi Pad 6S Pro 12.4とiPad(第9世代)のTikTokアプリ動作検証結果表。Xiaomiは評価Aで非常に快適だが、iPadは評価Bでスクロール時に若干の重さあり

■モンスト|とてもサクサク ただし位置情報利用のマルチプレイに注意あり

Xiaomi Pad 6S Pro 12.4、iPad(第9世代)、Pixel 10 Proの3機種でモンスターストライクの動作検証を行っている比較写真。プレイ中のエフェクト表示や滑らかさを確認している様子

サクサク動きます。

性能が低い機種だと、

  • 友情コンボ発動時にカクついたり、
  • ゲージショットのゲージの速度が可変したり
  • 映像と音がずれたり

しますが、そういったことはありません。

ただしXiaomi Pad 6S Proは、iPad(第9世代)と比べ位置情報の精度が悪め位置情報を使ったマルチプレイでクエスト募集しても、相手画面に表示されないことがあります。

一度マップアプリを開いたり、モンスポットを開いたりすれば、位置情報が修正され問題なくマルチプレイできます

Xiaomi Pad 6S Pro 12.4でモンストのマルチ募集をかけてもiPadやPixelに表示されない検証写真。位置情報の精度が悪く近距離マッチングができない様子
Xiaomi Pad 6S Proで近くの人をマルチ募集しても、相手に表示されないことがある。

1時間プレイしても、発熱はありませんでした。

Xiaomi Pad 6S Pro 12.4とiPad(第9世代)のモンスト動作比較表。両機種とも評価Aで快適だが、Xiaomiは位置情報精度が悪くマルチプレイに支障あり

■パズドラ|サクサクプレイ可

Xiaomi Pad 6S Pro 12.4とiPad(第9世代)のパズル&ドラゴンズ動作検証写真。パズルの操作感や画面比率による表示領域の違いを比較確認している様子
右のiPad(第9世代)は画面右側にタマゴと操作時間ゲージが表示される
Xiaomi Pad 6S Pro 12.4、iPad(第9世代)、Pixel 10 Proのパズドラ動作・発熱・読み込み検証結果一覧表。動作はとてもサクサク

Xiaomi Pad 6S ProもiPad(第9世代)も動作はとてもサクサク。カクつきはありません。

以前Android版のパズドラアプリでは、一部カクつきがありましたが、2025年11月末現在のVer22.80では改善されています。

プレイ中Xiaomi Pad 6S Proはほんのり温かくなりますが、あまり気にならないレベル。iPad(第9世代)の発熱はありません

■原神│最高画質&60fpsでもカクつきなし 快適に遊べる

Xiaomi Pad 6S Pro 12.4とiPad(第9世代)の原神プレイ画面比較。画質最高で動作を検証した写真

次にタブレットに高負荷をかけるゲームの1つである「原神」で検証します。

設定は以下。画質に関わるものは最高値、フレームレート60fpsにしています。Xiaomi Pad 6S ProはゲームターボON(GPU設定「デフォルト」)で検証します。

Xiaomi Pad 6S Pro 12.4での原神プレイ動作確認時の画面の設定値。すべて最高設定
Xiaomi Pad 6S ProとiPad(第9世代)、iPhone 14 Proの原神動作・発熱・読み込み比較表。3機種のパフォーマンスと発熱耐性の検証結果一覧

結果としては、Xiaomi Pad 6S Proは画質最高かつ60fpsの設定でも、サクサク遊べます戦闘時でもカクつきはありません。

5時間連続プレイ後の平均フレームレートは53fps。比較的安定しています(以下画像参照)。常時60fps張り付きとはいかないものの、発熱もなく、十分快適に遊べる範囲です。

Xiaomi Pad 6S Proのゲームターボ画面。原神を5時間プレイした後でも平均53FPSを維持している優秀な計測結果

一方iPad(第9世代)は、カクつきが目立ち、快適とは言えません。移動や滑空でもカクつきが見られ、戦闘時は敵が多いとカクカクでプレイしづらいです。

Xiaomi Pad 6S ProもiPad(第9世代)もほんのり温かい程度に発熱があります。

データの読み込みはXiaomi Pad 6S ProよりiPad(第9世代)のほうが速かったです。ただしXiaomi Pad 6S Proも十分速いほうで、特に不満はありません。

■動画の書き出し|iPad(第9世代)のほうが速い

以下の条件で動画の書き出し時間の簡単なテストを行い、処理性能を比較します。

条件 動画の書き出しテスト
  • 検証内容
    動画編集アプリを使ってXiaomi Pad 6S ProとiPad(第9世代)上で動画編集し、書き出し完了までの時間を計測する。
  • 使用動画編集アプリ
    Wondershare Filmora(無料版)
  • 動画編集内容
    1080p 30fps 10分の動画2つを結合して、720p 30fps 20分の動画にする。
iPad(第9世代)の動画書き出し時間の検証写真。結果は1分24秒でXiaomi Pad 6S Proより速い
Xiaomi Pad 6S Proの動画書き出し時間の検証写真。結果は2分5秒。
動画書き出し時間(実測) 比較
Xiaomi Pad 6S Pro
(Snapdragon 8 gen 2)
205
iPad(第9世代)
(A13 Bionic)
124
iPhone 14 Pro
(A16 Bionic)
115
Pixel 10 Pro
(Tensor G5)
538

Xiaomi Pad 6S Proは2分5秒で比較的速いです。それでもiPad(第9世代)より41秒遅い結果になりました。

タブレットで動画編集をするならiPadを選ぶほうが良いと言えます。

Xiaomi Pad 6S Pro 12.4とiPad(第9世代)の動画の書き出しの速さ比較表。Xiaomi PadはBの速い評価、iPadはAのとても速い評価

動作・発熱 評価│Xiaomi Pad 6S Proは高負荷ゲームも快適で満足できる

Xiaomi Pad 6S ProとiPad(第9世代)の動作・発熱比較評価表。普段使いも高負荷時も性能はXiaomiが上回る結果一覧

結論として、Xiaomi Pad 6S ProはiPad(第9世代)よりも動作はサクサク高負荷なゲームも快適に遊べる定価6万円台で買えるとは思えないほどの優れた結果になりました。

さすがに最新のハイエンド端末には劣るものの、ほとんどの人が満足できる性能です。

一方iPad(第9世代)はiPadOS 26アップデート後から動作が少し重くなり、軽めのアプリでも時々カクつきます。原神のような高負荷なゲームは厳しめ。タスクキルも強く、今後のOSアップデートを考慮すると、今から買うのは正直おすすめしづらいです。

【バッテリー持ち】持ちは「普通」 YouTube実測8時間41分

Xiaomi Pad 6S Proのバッテリーアイコンを映した写真。バッテリー持ちを検証する

Xiaomi Pad 6S Proのバッテリー持ちを、実機で検証しながらレビューします。iPad(第9世代)と比較します。

バッテリースペック│容量は10,000mAhで普通

Xiaomi Pad 6S ProとiPad(第9世代)のバッテリースペック比較表。Xiaomiは10,000mAhと大容量だが、iPadは非公開という仕様の違い

※参照元 Xiaomi公式サイトApple公式サイト

Xiaomi Pad 6S Proは容量10,000mAhのバッテリーを搭載しています。12インチクラスのタブレットとしては標準的な容量です。

スペックだけではバッテリー持ちがどれくらいかわからないため、2種類のバッテリーテストを行います。

バッテリーテスト① YouTube|8時間41分 「普通」

Xiaomi Pad 6S ProとiPad(第9世代)でYouTube動画を再生している写真。YouTubeで動画視聴した際のバッテリー持ちを検証する

「YouTube」アプリでストリーミングで動画視聴した際の、バッテリー100%から0%までの連続動画再生時間を検証します。

検証内容と条件 タップで開く
  • 検証内容
    • 「YouTube」アプリで1080pの動画をストリーミング再生し、100%から0%までの連続再生時間を計測。
    • 1時間ごとのバッテリー残量も記録する。
  • 設定(共通)
    • 音量 40%(有線イヤホン使用)
    • 機内モードONのうえでWi-Fiのみオン、Bluetoothオフ
    • 低電力モード/バッテリーセーバー オフ
  • Xiaomi Pad 6S Pro設定
    • 画面の明るさ 手動調整500Lux(照度計で計測)
    • リフレッシュレート デフォルト
    • 「バッテリーメーター オーバーレイ」アプリを常時表示
  • iPad(第9世代)設定
    • 画面の明るさ 手動調整最大(照度計で485Lux前後)
    • TrueTone オフ
iPad(第9世代)でYouTube動画再生のバッテリー持ちテスト。バッテリーが0%になりシャットダウンしている画像。ストップウォッチは4時間18分を示す結果
Xiaomi Pad 6S ProでYouTube動画再生のバッテリー持ちテスト。バッテリーが0%になりシャットダウンしている画像。ストップウォッチは8時間41分を示す結果
Xiaomi Pad 6S ProとiPad(第9世代)のYouTube動画再生1時間ごとのバッテリー残量推移表。Xiaomi Padは1時間で10~14%消費だがiPadは25%も消費
YouTube再生時間 結果
Xiaomi Pad 6S Pro8時間41分37秒
iPad(第9世代)
※4年使用後
4時間18分36秒
Pixel 10 Pro15時間33分39秒
Pixel 9 Pro15時間02分12秒
iPhone 14 Pro15時間06分10秒

Xiaomi Pad 6S Proは8時間41分でした。明るさ500Luxというタブレットとしては厳しめの条件で検証しているので仕方ないですが、Pixelなどスマホと比較すると持ちは悪め。

ただし8時間は超えているため、評価は「普通」です。

一方iPad(第9世代)は4時間18分。4年使ってバッテリーがヘタってきたので仕方ありませんが、バッテリー持ちは悪いです。

ただ体感としては、買った当初のiPad(第9世代)のほうが、Xiaomi Pad 6S Proよりバッテリー持ちはよかったと思います。

Xiaomi Pad 6S ProとiPad(第9世代)のYouTube動画再生バッテリー持ち評価表。xiaomiは8時間超えで評価C(普通)。iPadは評価D(悪い)

バッテリーテスト② 「原神」連続プレイ時間|Xiaomi Pad 6S Proは4時間25分

Xiaomi Pad 6S ProとiPad(第9世代)で原神をプレイている写真。原神プレイ時のバッテリー持ちを検証する

続いてゲームアプリ「原神」を連続プレイして、高負荷時のバッテリー持ちを検証します。

検証内容と条件 タップで開く
  • 検証内容
    • ゲームアプリ「原神」をプレイし、バッテリー100%から0%までの連続プレイ時間を計測。
    • 1時間ごとのバッテリー残量も記録する。
  • 「原神」アプリ設定
    • 「画面」設定は以下。画質関係はすべて最高値。フレームレートは60fps。
    • 「画面」設定以外はデフォルト設定のまま変更なし。
Xiaomi Pad 6S Pro 12.4での原神プレイバッテリー持続時間検証時の画面の設定値。すべて最高設定
  • 設定(共通)
    • 音量 30%(ワイヤレスイヤホン使用)
    • Wi-Fi接続、Bluetoothオン
    • 低電力モード/バッテリーセーバー オフ
  • Xiaomi Pad 6S Pro設定
    • 画面の明るさ 手動調整500Lux(照度計で計測)
    • リフレッシュレート デフォルト
    • 「バッテリーメーター オーバーレイ」アプリを常時表示
  • iPad(第9世代)設定
    • 画面の明るさ 手動調整最大(照度計で485Lux前後)
    • TrueTone オフ
iPad(第9世代)で原神のバッテリー持ちテスト。バッテリーが0%になりシャットダウンしている画像。ストップウォッチは1時間56分を示す結果
Xiaomi Pad 6S Proで原神のバッテリー持ちテスト。バッテリーが0%になりシャットダウンしている画像。ストップウォッチは4時間25分を示す結果
Xiaomi Pad 6S ProとiPad(第9世代)の原神1時間ごとのバッテリー残量推移表。Xiaomi Padは1時間で最大25%消費。iPadは約50%消費
原神 連続プレイ時間比較
Xiaomi Pad 6S Pro4時間25分58秒
iPad(第9世代)
※4年使用後
1時間56分56秒
Pixel 10 Pro3時間09分03秒
Pixel 9 Pro3時間11分15秒
iPhone 14 Pro3時間39分13秒

高負荷な原神ではビデオ再生よりバッテリー持ちは悪くなり、Xiaomi Pad 6S Proは4時間25分。

iPhone 14 Proの3時間39分と比べれば、約45分も持ちが良い結果になりました。評価は「普通」です。

一方iPad(第9世代)は1時間56分しか持ちません。4年使ってバッテリーが劣化しているので、まぁこんなもんでしょう。

Xiaomi Pad 6S ProとiPad(第9世代)の原神バッテリー持ち評価表。xiaomiは4時間超えで評価C(普通)。iPadは評価E(とても悪い)

(おまけ)パズドラ バッテリー持ち検証 2時間

Xiaomi Pad 6S ProとiPad(第9世代)他5機種のパズドラ連続プレイ時のバッテリー残量推移比較。Xiaomiよりも4年使用したiPadの方が電池持ちが良いという意外な検証結果

なんと新品のXiaomi Pad 6S Proよりも、4年使ったiPad(第9世代)のほうが良い結果になりました。

パズドラはiOS端末のほうが、バッテリー持ちが良い傾向にあるのですが、まさか4年使ってバッテリーが劣化している端末のほうが良いとは思いませんでした。

ここまで差があるなら、パズドラをプレイする人はiOS端末を選ぶほうが良いと思います。

バッテリー持ち 結果と評価│Xiaomi Pad 6S Proは「普通

Xiaomi Pad 6S ProとiPad(第9世代)のバッテリー持ち総合評価比較表。Xiaomi Padは評価C普通。4年使用したiPadは評価D(悪い)。

Xiaomi Pad 6S Proのバッテリー持ちは「C(普通)」です。

バッテリー持ちが悪いとは感じませんが、良くもないです。

iPad(第9世代)は、4年使用すればバッテリー持ちは悪くなることが実証できました。

【充電速度】爆速120W!0%から49分でフル充電完了

Xiaomi Pad 6S ProとiPad(第9世代)を並べて有線充電している写真。充電時間を検証

Xiaomi Pad 6S Proの充電速度を、実機で検証します。iPad(第9世代)と比較します。

充電スペック│Xiaomi Pad 6S Proは120W充電対応

Xiaomi Pad 6S ProとiPad(第9世代)の充電スペック比較表。Xiaomiは120W急速充電で約35分満充電が可能だが、iPadはLightning端子で充電速度が遅い違い

※参照元 Xiaomi公式サイトApple公式サイト

Xiaomi Pad 6S Pro120W急速充電対応。2025年11月現在、日本で発売されているタブレットの中で120W充電できるのは、このXiaomi Pad 6S Proだけです。

スペック上は35分で100%まで充電できます。脅威的なスピードです。

【実機検証】充電時間・充電スピード検証

スペック上は35分で満充電できるXiaomi Pad 6S Proですが、実際の充電時間はどうなのかを以下の条件で検証しました。iPad(第9世代)との比較もします。

条件 充電速度検証
  • 検証内容
    • バッテリー0%から100%になるまでの時間を計測する。途中「10%ごと」に時間を記録。
    • 最大出力[W]を計測する(Xiaomi Pad 6S Proのみ)。
  • 充電器
    • Xiaomi Pad 6S Pro…同梱されている120W急速充電器
    • iPad(第9世代)…Anker Nano II 65W
  • 充電ケーブル
    • Xiaomi Pad 6S Pro…同梱されているケーブル
    • iPad(第9世代)…Anker PowerLine lll Flow USB-C & ライトニング ケーブル
  • 設定(Xiaomi Pad 6S Pro)
    • 有線充電モード「トップスピード」
    • 充電保護「フル充電」

【検証】 フル充電までの時間比較

Xiaomi Pad 6S ProとiPad(第9世代)の充電速度比較結果表。120WのXiaomiは48分で満充電だが、iPadは2時間30分かかるという圧倒的な速度差の検証
Xiaomi Pad 6S ProとiPad(第9世代)の10%充電ごとの時間比較結果表。120WのXiaomiは3分程度で10%充電できるが、iPadは8分かかる

Xiaomi Pad 6S Proはさすがの速さ。公称値の35分で100%には届きませんでしたが、50分かからずに充電完了できました。発熱もなかったです。

一方iPad(第9世代)は遅いです。1時間で44%しか充電できません。80%でも2時間近くかかります。

【検証】 最大出力[W] ※Xiaomi Pad 6S Proのみ

Xiaomi Pad 6S Proの充電速度実測写真。公称120Wに対し実測で最大100Wを記録。非常に高速な充電が可能であることを示す検証結果

Xiaomi Pad 6S Proの最大出力実測は100Wでした。公称値の120Wには届かないものの、十分な速さです。

充電速度 結果と評価│タブレットとしては最強クラス

Xiaomi Pad 6S ProとiPad(第9世代)の充電速度比較評価表。120W急速充電のXiaomiは48分で満充電の評価A+、iPadは評価Dと圧倒的な性能差

Xiaomi Pad 6S Proタブレットとしては最強クラスの充電性能です。約50分で充電完了できるなら、バッテリー持ちが良いとは言えないことも気にならないレベルです。

【カメラ❶ 写真】色が不自然なことあり それ以外は十分

Xiaomi Pad 6S ProとiPad(第9世代)のアウトカメラ比較写真。Xiaomiの50MP大型カメラユニットに対し、iPadは8MPの小型カメラ

Xiaomi Pad 6S Proの写真撮影性能をレビューします。iPad(第9世代)やPixel 10 Proと比較します。

カメラスペック│画素数は高い

Xiaomi Pad 6S ProとiPad(第9世代)のカメラスペック比較表。Xiaomiはメイン50MPと深度2MPの2眼カメラで、iPadは8MP単眼カメラ

※参照元 Xiaomi公式サイトApple公式サイト

カメラ構成、画素数だけで判断すると、Xiaomi Pad 6S ProのカメラはiPad(第9世代)より良さそうに見えます。

写真撮影の仕様│Xiaomi Pad 6S Proは機能が多い

写真撮影の仕様

Xiaomi Pad 6S ProとiPad(第9世代)のアウトカメラ写真撮影仕様比較表。Xiaomiは夜景モードや50MP撮影など機能豊富、iPadは基本機能のみという違い一覧
Xiaomi Pad 6S ProとiPad(第9世代)のインカメラでの写真撮影仕様比較表。Xiaomiは32MPで画角固定、iPadは12.2MPで画角2つという違い一覧

Xiaomi Pad 6S Proは機能が多いです。高解像度撮影や夜景モードに対応しています。

Xiaomi Pad 6S Proの「AIカメラ」とは
  • カメラを被写体に向けるだけで、AIが「何を撮ろうとしているか」を自動で判別し、そのシーンに最適な設定に自動で調整してくれる機能
  • 実際「AIカメラ」オン/オフ両方で撮り比べてみたが、違いがわからなかった
Xiaomi Pad 6S Proの「チルトシフト」とは

写真の一部にだけピントを合わせ、それ以外の部分(上下や周囲)を意図的にぼかす機能。

Xiaomi Pad 6S Proのチルトシフト機能の検証写真。中央以外をぼかすことができる機能
中央以外をぼかすことができる
Xiaomi Pad 6S Proの「HDポートレート」とは
  • ポートレートモードで使用可能
  • 被写体(主に人物)の肌の質感、髪の毛、まつげ、瞳の輝きなどを、よりくっきりと鮮明にする機能
  • 実際「HDポートレート」オン/オフ両方で撮り比べてみたが、違いがわからなかった。
Xiaomi Pad 6S Proの「アンチバンディング」とは
Xiaomi Pad 6S Proのアンチバンティングの設定画面。撮影時ちらつきや縞模様を抑える機能

蛍光灯やLEDライトの近くで撮影したときに発生する「ちらつき」や「縞模様(バンディング)」を抑える機能

【写真比較】メインカメラ 1倍 明るい場所

ここからは実際にXiaomi Pad 6S Proで撮影した写真を、iPad(第9世代)やPixel 10 Proと比較しながら紹介します。

※写真比較条件

  • 同じ日の同じ時間帯に撮った写真を使用
  • 「メインカメラ」「1倍」で撮影
  • 通常の「写真」モードを使用
  • Xiaomi Pad 6S ProのHDR設定は「自動」、画質設定は「高」
  • フォーマットは「JPEG」

■駅舎とビル

Xiaomi Pad 6S ProとiPad(第9世代)、Pixel 10 Proの駅舎撮影比較。Xiaomiは全体的に暗く不自然だが、iPadは明るく自然。Pixelは画角が広く色バランスが良い作例

Xiaomi Pad 6S Proは駅舎や駅舎から手前の範囲の色が濃く、暗め。実際に目で見た印象と異なります。正直きれいとは言えません。

iPad(第9世代)は色は明るく自然です。ただし画角狭めで、右後ろのビルの色が濃いのが気になります。

Pixel 10 Proは一番画角が広く、色のバランスも良いです。ただiPad(第9世代)と比べると、駅舎手前の芝生や石畳がやや暗め。

Xiaomi Pad 6S ProとiPad(第9世代)、Pixel 10 Proの駅舎写真拡大比較。Pixelは解像感が高く鮮明だが、Xiaomiは細部が潰れ気味、iPadはノイズが多い結果
Xiaomi Pad 6S Proはのっぺり。
Pixel 10 Proが一番鮮明。模様が見やすい。

駅舎中央を拡大してみると、一番解像感が高いのはPixel 10 Pro。窓のサッシや模様が鮮明で見やすいです。

Xiaomi Pad 6S Proは赤レンガの境界線や窓のサッシがつぶれ気味。のっぺりしています。

iPad(第9世代)は8MPのためか、ノイズ多め。それでもXiaomi Pad 6S Proより鮮明に見えます。

この写真に順位を付けるなら、「1位 Pixel 10 Pro」「2位 iPad(第9世代)」「3位 Xiaomi Pad 6S Pro」です。

■観覧車

Xiaomi Pad 6S ProとiPad(第9世代)、Pixel 10 Proの観覧車撮影比較。Pixelが最も鮮明だが、Xiaomiも明るく良好。iPadは空の色が不自然で解像感が低い結果
Pixel 10 Proが一番きれい。ゴンドラや木の色が良い。
iPad(第9世代)はゴンドラの色がわかりづらい。
Xiaomi Pad 6S ProとiPad(第9世代)、Pixel 10 Proの観覧車拡大撮影比較。Pixelはゴンドラ内部まで見える高解像度だが、iPadはワイヤーが消える低解像度な結果
Pixel 10 Proはゴンドラの中まで見える。
iPad(第9世代)はゴンドラをつるすワイヤーが消えかかっている。

一番きれいなのはPixel 10 Pro。全体に明るくて、ゴンドラの色が見やすいです。木々の緑も元気に見えます。

駅舎の写真では暗めだったXiaomi Pad 6S Proも、この写真では明るく撮れています。木々の緑がやや暗めですが、全体としては満足できるレベルです。

iPad(第9世代)は空の色が青め。実際に目で見た印象とは異なります。解像感もXiaomi Pad 6S Proより低めです。

この写真に順位を付けるなら、「1位 Pixel 10 Pro」「2位 Xiaomi Pad 6S Pro」「3位 iPad(第9世代)」です。

■花

Xiaomi Pad 6S ProとiPad(第9世代)、Pixel 10 Proの花壇撮影比較。Xiaomiは明るく鮮やかだが白飛び気味、iPadは色が薄め、Pixelは高解像度だが一部暗い結果
Xiaomi Pad 6S Proは左側が白飛び気味。
iPad(第9世代)は全体的に白茶けている。
Pixel 10 Proは右側が暗い。
Xiaomi Pad 6S ProとiPad(第9世代)、Pixel 10 Proの花壇拡大撮影比較。Pixelは高解像度だが、XiaomiはiPadよりも解像感が低く花びらなどが不鮮明な結
Xiaomi Pad 6S Proは12.5MPのわりに解像感が低い。
花びらや葉っぱの一部は8MPのiPad(第9世代)のほうが鮮明。

Xiaomi Pad 6S Proは写真左側がやや白飛び気味ですが、全体的に明るく鮮やかできれいです。

一方iPad(第9世代)はXiaomi Pad 6S Proと比べ、色が薄く鮮やかさに欠けます

Pixel 10 Proは解像感が高く立体感を感じますが、写真右側が暗いのが気になります。実際目で見たときは暗くはなく、全体が明るかったです。

■書類

Xiaomi Pad 6S ProとiPad(第9世代)、Pixel 10 Proの書類撮影比較。iPadが影や歪みなく最も優秀。Xiaomiは影で暗く、Pixelはピントが合わず不向きな結果

一番撮影しやすく、書類が読みやすいのはiPad(第9世代)です

他と比較して画角が狭めなため、あまり書類に寄らなくても画面いっぱいに撮影できます。本体の影が入りづらく、明るく撮れました。書類の端の歪みも少ないのも良い点です。

Xiaomi Pad 6S Proは本体が大きいため、本体が影になって写真が暗くなります

Pixel 10 Proはあえてメインカメラ1倍(マクロフォーカスOFF)で撮影しているため、ピントが合っていない箇所が多く、ぼやけています。他2機種より画角が広く、書類に寄る必要があるため、写真が暗くなりがち。Pixel 10 Proで書類を撮影する場合、ぼくは2倍ズームを使うことが多いです。

【写真比較】メインカメラ 1倍 暗い場所

■観覧車

Xiaomi Pad 6S ProとiPad(第9世代)、Pixel 10 Proの夜景撮影比較。iPadはイルミネーションの発色がきれいだが、Pixelが最も鮮明という暗所撮影の検証結果
夜景モードOFFで撮影。
電飾がきれいに見えるのはiPad(第9世代)。

夜景モードON/OFF両方で撮ってみて差がなかったので、夜景モードOFFの写真を載せています。

Xiaomi Pad 6S Proだけイルミネーションの色が違うので正確な比較はできませんが、イルミネーションがきれいに発色しているのはiPad(第9世代)に見えます。

Xiaomi Pad 6S ProとiPad(第9世代)、Pixel 10 Proの夜景拡大撮影比較。Pixelは高解像度だが、iPadはノイズが多く細部が潰れているという暗所性能の検証結果
iPad(第9世代)はノイズ多すぎ。
Pixel 10 Proが一番良い。

観覧車中央を拡大すると、一番鮮明なのはPixel 10 Proです。iPad(第9世代)はタブレット画面で見てわかるほどノイズが多く、細部がつぶれています。

■暗所② 建物

Xiaomi Pad 6S ProとPixel 10 Proは夜景モードで明るく撮れるが、非対応のiPad(第9世代)は暗い。夜の建物撮影比較

この写真は、Xiaomi Pad 6S ProとPixel 10 Proは夜景モードです。

夜景モードのないiPad(第9世代)は実際に目で見たより暗く映っています

Xiaomi Pad 6S ProPixel 10 Proはどちらも実際より明るく撮れていて、ほとんど差がないです。

Xiaomi Pad 6S Proは白飛びを抑え、Pixel 10 Proは線が鮮明。夜景拡大での解像感は両者に大差がない比較結果
Xiaomi Pad 6S Proは電灯の白飛びが抑えられているが白い壁の線が見えづらい。
Pixel 10 Proは白い壁の線は鮮明だが、茶色の壁の模様がつぶれ気味。

【写真比較】インカメラ(Xiaomi Pad 6S ProはポートレートON)

続いてインカメラで撮った写真を比較します。Xiaomi Pad 6S ProとPixel 10 Proはポートレートモードで撮影、iPad(第9世代)は2種類の画角で撮ったものを比較します。

Xiaomi Pad 6S ProとiPad(第9世代)のインカメラ人物撮影比較。Xiaomiのポートレート撮影とiPadの広角・超広角の画角の違いを検証
Pixel 10 Proのインカメラポートレート撮影とiPad(第9世代)の比較。Pixelの自然なボケ味に対し、Xiaomi Pad 6S Proはより強いボケ感が特徴

超広角で撮影できるiPad(第9世代)が一番画角が広いです。

ポートレートのボケ感Xiaomi Pad 6S ProのほうがPixel 10 Proより強め。Pixel 10 Proは自然ですが、ぼくはXiaomi Pad 6S Proのボケ感のほうが好きです。

Xiaomi Pad 6S ProとiPad(第9世代)、Pixel 10 Proのインカメラ拡大写真比較。Pixelは鮮明だがXiaomiはノイズあり、iPadはノイズ多く不鮮明な結果

一番鮮明なのはPixel 10 Proです。Xiaomi Pad 6S Proは32MPですがノイズ多め

iPad(第9世代)は超広角で撮ったものを拡大しているので仕方ないですが、ノイズが多すぎて細部がつぶれ気味。ただ肌の毛穴が見えにくいのはメリットです。

写真撮影 結果と評価│大型タブレットとしては十分な性能

Xiaomi Pad 6S ProとiPad(第9世代)の写真撮影評価比較表。Xiaomiは評価C(普通)だが、iPadは評価D(悪い)となりXiaomiがやや優れている結果

Xiaomi Pad 6S Proは色が不自然になることがありますが、それ以外は大型タブレットとしては十分な写真撮影性能です。ただしPixel 10 Proのような10万円超えの最新スマホと比べると劣ります。

iPad(第9世代)は全体的にイマイチ。10年くらい前のiPhoneのカメラと同等だと感じます。書類撮影しやすいのはメリットです。

【カメラ❷ 動画】色以外はよい 手振れ補正強め

Xiaomi Pad 6S Proのアウトカメラで動画を撮っている写真。

Xiaomi Pad 6S Proの動画撮影性能をレビューします。iPad(第9世代)やPixel 10 Proと比較します。

動画撮影の仕様|Xiaomi Pad 6S Proは4K撮影可能

動画撮影の仕様

Xiaomi Pad 6S ProとiPad(第9世代)のアウトカメラ動画撮影仕様比較表。Xiaomiは4K対応でiPadより優れた仕様違い一覧
Xiaomi Pad 6S ProとiPad(第9世代)のインカメラ動画撮影仕様比較表。iPadは60fps撮影や超広角画角に対応しているが、Xiaomiは30fpsまでという違い一覧

Xiaomi Pad 6S Proはタブレットですが4K60fpsで撮影可。逆にiPad(第9世代)のアウトカメラは1080pでも60fpsで撮影できないのは悪い点です。

Xiaomi Pad 6S Proの「デュアルビデオ」とは
  • インカメラとアウトカメラで同時に動画撮影する機能
Xiaomi Pad 6S Proの「ショートビデオ」とは
  • SNS(Instagramのストーリー、TikTok、YouTubeショートなど)への投稿に適した、短時間の動画を撮影できる機能
  • 速度の調整ができる
Xiaomi Pad 6S Proの「監督モード」とは
  • 互換性のあるXiaomiスマートフォンとワイヤレス接続することで、タブレットを「外部モニター」として使える機能
  • 最大4台のカメラ映像を画面に一覧表示し、各カメラの映像を確認しながら撮影できる
  • 通常のビデオモードより細かい設定が可能
Xiaomi Pad 6S Proの「テレプロンプター」とは
Xiaomi Pad 6S Proの動画撮影機能テレプロンプターの利用写真。
  • 画面にテキストを表示しながら動画撮影できる機能
  • テキストは自動でスクロールされる
  • スピーチやレビューの動画撮影に便利
Xiaomi Pad 6S Proの「アンチバンディング」とは
Xiaomi Pad 6S Proのアンチバンティングの設定画面。撮影時ちらつきや縞模様を抑える機能

蛍光灯やLEDライトの近くで撮影したときに発生する「ちらつき」や「縞模様(バンディング)」を抑える機能

【動画比較】実際に撮影した動画を確認

Xiaomi Pad 6S ProとiPad(第9世代)とPixel 10 Proで実際に動画を撮影し比較しました。

実機確認【色】|Xiaomi Pad 6S Proは色が不自然

Xiaomi Pad 6S ProとiPad(第9世代)での動画撮影の検証写真。Xiaomi Pad は緑の色が濃く不自然
Xiaomi Pad 6S ProとiPad(第9世代)での動画撮影の検証写真。Xiaomi Pad は葉っぱの緑色が不自然
Xiaomi Pad 6S Proは緑が濃すぎて不自然。

Xiaomi Pad 6S Proは葉っぱの緑が濃くて不自然です。色が濃いためか黒つぶれしているように見える箇所があります。

一方iPad(第9世代)はかなり自然な色合い。ぼくはiPad(第9世代)のほうが好みです。

Xiaomi Pad 6S ProとiPad(第9世代)の動画色味比較評価表。iPadは自然な色合いで評価B(よい)だが、Xiaomiは色が濃く不自然で評価C(悪め)という結果一覧

実機確認【解像感】|iPad(第9世代)は粗い

Xiaomi Pad 6S ProとiPad(第9世代)の動画解像感比較。Xiaomiは標準的な画質だが、iPadはオートフォーカス不具合で粗さが目立つ検証結果
解像感はXiaomi Pad 6S Proのほうが上。

Xiaomi Pad 6S Proは4Kと1080pともに普通。粗いとは感じませんが、Pixel 10 Proと比較するとさすがにやや粗めです。

一方iPad(第9世代)はオートフォーカスが働いていない(後述)ためか、1080pとは思えないほど粗さが目立ちます(特に遠い部分)。

Xiaomi Pad 6S ProとiPad(第9世代)の動画解像感比較評価表。Xiaomiは評価C(普通)、iPadは1080pでも粗く評価D(悪い)という結果一覧

実機確認【手振れ補正】|Xiaomi Pad 6S Proは強い

Xiaomi Pad 6S Proの手振れ補正が意外と強くてびっくりしました。普通に歩く分には全然手振れしません。なめらかです。

Xiaomi Pad 6S ProとiPad(第9世代)の動画手振れ補正比較評価表。Xiaomiは歩き撮りでも滑らかな評価B(よい)、評価C(普通)という結果一覧

実機確認【オートフォーカス】|明るい場所は速め

明るい場所では、Pixel 10 ProよりもXiaomi Pad 6S Proのほうがピントが合うのが速いです。

暗い場所ではPixel 10 Proが一番速く、Xiaomi Pad 6S Proはやや遅め

公式サイトを見ると「連続オートフォーカスビデオ」と書いてあるiPad(第9世代)ですが、動画撮影開始後はオートフォーカスが機能せず、ピントが合いません。不具合なのか仕様なのかわかりませんが、動きながらの撮影には不向きです。

Xiaomi Pad 6S ProとiPad(第9世代)の動画AF速度比較評価表。Xiaomiは明るい場所ではPixel 10 Proより高速、iPadはAFが機能しない不具合あり

実機確認【インカメラ】|Xiaomi Pad 6S Proは「普通」

Xiaomi Pad 6S ProとiPad(第9世代)のインカメラ動画撮影比較写真。iPadは超広角に対応し、Xiaomiよりも圧倒的に広い画角で撮影できる様子
iPad(第9世代)は2種類の画角から選べる。超広角は画角が広い。

Xiaomi Pad 6S Proは特に良い点も悪い点もなく「普通」です。タブレットとしては十分だと思います。

iPad(第9世代)は動画でも超広角と狭い画角を選べます。ただ超広角は画角が広すぎて、背景に物が映り込みやすいです。狭い画角は超広角をズームしているので、画質が粗い。カメラが縦向きの上部にあり、横置きだと目線がずれるデメリットもあります。

Xiaomi Pad 6S ProとiPad(第9世代)のインカメラ動画撮影評価表。Xiaomiは普通評価だが、iPadは超広角の映り込みや目線ズレの欠点があり低評価という結果

動画撮影 結果と評価│色以外は十分 手振れ補正強め

Xiaomi Pad 6S ProとiPad(第9世代)の動画撮影評価比較表。Xiaomiはタブレットとして十分で評価C+、iPadは評価D(悪い)という結果

Xiaomi Pad 6S Proは色がやや不自然なこと以外は、十分な動画撮影性能です。手振れ補正が強めなのは良い点。

一方iPad(第9世代)は、色は自然ですが色以外は微妙です。ぼくの端末ではオートフォーカスが機能せず、遠くのものが全部ぼやけるのが気になります。

【生体認証】指紋認証と顔認証が使えて便利

Xiaomi Pad 6S Proの生体認証位置を表した実機写真。電源ボタン指紋認証とインカメラ顔認証が使える

Xiaomi Pad 6S Proの生体認証をレビューします。iPad(第9世代)と比較します。

生体認証 仕様│Xiaomi Pad 6S Proは指紋+顔

Xiaomi Pad 6S ProとiPad(第9世代)の生体認証スペック比較表。Xiaomi Padは指紋と顔両方使えるのに対し、iPadは指紋だけ

Xiaomi Pad 6S Proは指紋認証と顔認証の2種類が使えます。ただし顔認証はインカメラを使った2D方式のため、セキュリティ性は低いです。

生体認証 使用感確認 結果│認証速度◎ 失敗も少ない

Xiaomi Pad 6S Pro実機の電源ボタンに指を置いて、指紋認証のスピードや精度を検証している写真にした実機写真。高速で認証可

実機での生体認証の使い心地を検証しました。

Xiaomi Pad 6S ProとiPad(第9世代)の生体認証スピード・精度比較表。両機種とも指紋認証は速く失敗が少ないが、Xiaomiは顔認証も搭載し利便性が高い結果

生体認証に特に問題はありませんでした。認証スピードは高速で、失敗も少ないです。

Xiaomi Pad 6S Proの顔認証のセキュリティ性を確かめるために、iPadの画面に自分の顔写真を映して顔認証してみましたが、ロック解除されませんでした。

生体認証 評価│Xiaomi Pad 6S Proは「とても使いやすい」

Xiaomi Pad 6S ProとiPad(第9世代)の生体認証比較評価表。顔認証も搭載するXiaomi Padのほうが有利な評価

Xiaomi Pad 6S Pro指紋認証顔認証ともに高速で認証でき、とても使いやすいです。

特に顔認証が便利。わざわざ電源ボタンに指を持って行かなくても、ダブルタップで画面を点灯させれば、顔認証で素早くロック解除できます。

【スピーカー】6個搭載 低音と音量は◎ 音がこもりぎみ

Xiaomi Pad 6S Proの6個のスピーカーから広がりの良い音が出ている実機写真。

Xiaomi Pad 6S Proのスピーカー性能をレビューします。iPad(第9世代)やPixel 10 Proなどと比較します。

スペック比較│6個搭載 Dolby Atmos対応

Xiaomi Pad 6S ProとiPad(第9世代)のスピーカースペック比較表。Xiaomi Padは6個搭載&Dolby Atmos対応、iPadは下側2個のみで明らかな差

Xiaomi Pad 6S Proはスピーカーを6個搭載しています。位置は横向きに置いたとき左右3つずつです。立体的な音の動きを表現できるDolby Atmosに対応しています。

Dolby Atmos(ドルビーアトモス)」とは
従来のステレオ音声とDolbyAtmosを比較した説明表。DolbyAtmos「高さ」方向の音も表現できる立体音響技術

従来の前後左右のサラウンドサウンドに加え、「高さ」方向の音も表現できる立体音響技術。

スピーカー音質を動画で確認

Xiaomi Pad 6S ProとiPad(第9世代)のスピーカーから流した音を、録音し動画で比較します。Pixel 10 Proとも比較しています。

※Pixel 9 Proで録音(ステレオ)

スピーカー音質確認 結果と評価│音がこもり気味以外は「とても良い」

Xiaomi Pad 6S Pro、iPad(第9世代)、Pixel 10 Proのスピーカー性能比較評価表。Xiaomiは音の広がりや低音は良いが少しこもり気味、Pixelが最もクリアで優秀という結果

Xiaomi Pad 6S Proはスピーカーが6個あるおかげか、音の広がりがすごく良いです。音量が大きいのも◎。低音もしっかり効いています。

ただし音がこもり気味。Xiaomi Pad 6S Pro単体で聞く分にはあまり気になりませんが、他機種と比較すると結構わかります。イコライザーで調整してもイマイチでした。

Pixel 10 ProはXiaomi Pad 6S Proより音がクリアですが、音の広がりや低音は劣ります。

iPad(第9世代)はこの3機種の中だと一番劣る印象。音が軽め。横向きで持ったとき、片側にしかスピーカーがないのが特に悪い点です。

【マイク】録音音量が大きいところが◎

Xiaomi Pad 6S Proのマイク位置を表した実機写真。正確なマイクは個数は不明。少なくとも上部に2個搭載

Xiaomi Pad 6S Proのマイク性能をレビューします。iPad(第9世代)やPixel 10 Proなどと比較します。

マイク音質を動画で確認│普通音量と小音量で検証

音楽を流し、Xiaomi Pad 6S ProとiPad(第9世代)、Pixel 10 Proのマイクで録音し動画で比較します。

マイク感度を確認するために、「普通音量で流した音を録音したもの」と「小音量で流した音を録音したもの」2種類を動画にしています。

※Pixel 9 ProもしくはSurface Pro 8のスピーカーから流したAI音楽を「Xiaomi Pad 6S Pro」「iPad(第9世代)」「Pixel 10 Pro」の標準動画アプリで録音。

※Xiaomi Pad 6S ProとPixel 10 Proはステレオ録音。iPad(第9世代)はステレオ録音非対応のため、モノラル録音。

!音量注意!
途中から音量が小さくなります。

マイク音質確認 結果と評価│十分なマイク性能 音量〇

Xiaomi Pad 6S Pro、iPad(第9世代)、Pixel 10 Proのマイク性能比較表。Xiaomiは録音音量が大きいが、声優先で音楽が途切れる場合がある結果

Xiaomi Pad 6S Proは録音音量が大きいところが良い点。声を優先して録音するので、話し声を録音するのに向いています。

ただしカラオケで自分の歌を録音すると、歌声はよく聞こえますが、ミュージックが途切れ途切れになります。カラオケや音楽ライブなど、大音量で声と音を同時に録音したい場面では不向きです。

iPad(第9世代)は普通の話し声を録音する分には問題ありません。しかし音楽だと低音が弱め。Xiaomi Pad 6S Proと比べると音質が悪く感じます。

Pixel 10 Proは声や音、低音や高音がバランスよく録音できます。大音量の場合もバランスがよく、音質も3機種の中で一番良いです。ただしマイク感度が悪く録音音量が小さめ。小さい声や遠くの音の録音には向いていません。

【AI機能】機能豊富だが精度はPixelスマホに劣る

Xiaomi Pad 6S ProのAI機能を表した画像。Xiaomi HyperAIが利用可

Xiaomi Pad 6S ProAI機能を簡単にレビューします。iPad(第9世代)はAI機能が使えないので、今回はAIスマホであるPixel 10 Proと比較します

AI機能一覧|Xiaomi Pad 6S ProもPixelに劣らず機能豊富

Xiaomi Pad 6S ProとPixel 10 ProのAI機能比較表1。Geminiやかこって検索、録音アプリの要約、AIライティングなど、Xiaomiも豊富なAI機能を搭載
Xiaomi Pad 6S ProとPixel 10 ProのAI機能比較表2。リアルタイム翻訳やAI消しゴム、超解像など、Xiaomiは画像編集やディスプレイ補正のAI機能も充実

Xiaomi Pad 6S ProもPixel 10 Proに負けず劣らずAI機能が多いです。ただし、ほとんどの機能がインターネットに接続していないと使えません。

AI機能比較【録音アプリ】│多機能 翻訳可 精度も問題なし

Xiaomi Pad 6S Proの録音アプリのAI機能をPixel 10 Proと比較しました。

■録音の文字起こし|ほぼ同じ

Xiaomi Pad 6S ProもPixel 10 Proと同じく、録音の文字起こしができます。話し声を両機種同時に録音して文字起こしの精度比較しました。

Xiaomi Pad 6S ProとPixel 10 Proの録音の文字起こし精度比較画像。両機種とも精度は良い結果
ほぼ同じ

Pixel 10 Proのほうがやや英数字に強い傾向がありますが、それ以外はほぼ一緒。Xiaomi Pad 6S Proの精度も十分です。

Xiaomi Pad 6S ProPixel 10 Pro
録音の文字起こし精度良い良い

■文字起こしの要約|読みやすいのはPixel 10 Pro

Xiaomi Pad 6S ProとPixel 10 Proともに、文字起こしした文章を要約できるので、比較します。

Xiaomi Pad 6S ProとPixel 10 Proの録音の文字起こしの要約比較画像。読みやすいのはPixel 10 Pro
Xiaomi Pad 6S Proは、3機種のカメラ機能に差がないみたく書かれていて△。
Pixel 10 Proはマジックサジェストがカメラ機能のように書かれていて△。

Pixel 10 Proのほうが固有名詞の英数字が正しい表記になっていて読みやすいです。

しかし内容は両機種とも間違っている部分があります。文字起こしの要約なので、ここまでできれば十分な気がします。

■Xiaomi Pad 6S Proは文字起こしの翻訳もできる

Xiaomi Pad 6S Proの録音の文字起こしの翻訳機能の検証写真。文字起こしが2言語表記になる。Pixel 10 Proにはない便利な機能

Xiaomi Pad 6S Proは録音の文字起こしを他の言語に翻訳できます。文字起こしは2言語表記になり、要約も翻訳されます。Pixel 10 Proにはない便利な機能です。

■Xiaomi Pad 6S Proは話者を区別してラベル付けしてくれる

Xiaomi Pad 6S Proの録音の文字起こしに話者ラベルが付いている画像。話者を区別してラベル付けしてくれる便利機能

Pixel 10 Proでは日本語だとできない、複数人話し手がいる場合のラベル付けがXiaomi Pad 6S Proはできます。複数人で会議をした際の議事録作成などで便利です。

AI機能比較【消しゴム】|Xiaomi Pad 6S Proは不自然で厳しめ

Xiaomi Pad 6S ProのAI画像編集機能の消しゴムの実機利用写真。駅舎の画像から映り込んだ人を削除しようとしている
不要なものを削除できる

Pixelではおなじみの、写真から不要なものを消す「消しゴムマジック」。似た機能がXiaomi Pad 6S Proでも使えます。

機能の比較をするために、各機種で同じ画像から人物を消す作業をしました。

Xiaomi Pad 6S ProとPixel 10 ProのAI画像編集機能の消しゴムの実機検証前の写真。この写真から映り込んだ人を削除する
Xiaomi Pad 6S ProとPixel 10 ProのAI消しゴム機能比較写真。Pixelは人を自然に消去できたが、Xiaomiは謎のオブジェクトが生成され不自然な結果
AI消しゴム使用後の拡大比較写真。Pixel 10 Proは拡大しても違和感が少ないが、Xiaomi Pad 6S Proは消去跡の模様が破綻し不自然さが目立つ検証結果
Xiaomi Pad 6S Proは駅舎が変な模様に。
手前に赤と白のステージ?が生まれた。

人物の数が多かったため、Pixel 10 Proでも不自然な部分がありますが、拡大しなければわからないレベルです。

一方Xiaomi Pad 6S Proは駅舎手前に赤と白の謎のオブジェクトが生まれ、明らかに不自然です。拡大すると、消した部分の模様が破綻しているのがわかります。

消しゴム機能はPixel 10 Proの勝ちです。

AI機能比較【画像拡張】|Xiaomi Pad 6S Proは不自然

Xiaomi Pad 6S ProのAI画像編集機能の画像拡張の実機利用写真。花壇の写真を拡張しようとしている様子
AI生成で写真の画角を広くできる。

Xiaomi Pad 6S ProはAIで画像を拡張できます。Pixel 10 Proにも似たように画像を拡張できる「オートフレーム」機能があるので、実際に同じ画像で機能を使い比較します。

Xiaomi Pad 6S ProとPixel 10 ProのAI画像編集機能の画像拡張の実機検証前の写真。この写真を拡張する
Xiaomi Pad 6S ProとPixel 10 ProのAI画像拡張機能比較。Pixelは自然な仕上がりだが、Xiaomiは拡張部分の模様が不自然になる検証結果

Pixel 10 Proはかなり自然な仕上がりです。AIで拡張された部分を拡大しても、違和感がありません。はじめからこの画角で撮ったと言われてもわからないレベルです。

一方Xiaomi Pad 6S Proは、左上と右上の拡張した部分が変な模様になっています。このクオリティだと…ちょっと使いづらいです。

これもPixel 10 Proの勝ちです。

AI機能 評価│AI機能は豊富だが、クオリティは微妙

Xiaomi Pad 6S ProとiPad(第9世代)、Pixel 10 ProのAI機能比較評価表。Xiaomiは多機能で評価Cだが、質はPixel(評価A)に劣る結果

Xiaomi Pad 6S ProはAI機能は豊富なのは良い点。ただし特に画像編集系の機能の質は悪めです。さすがにAIスマホのPixel 10 Proには叶いません。

【価格】新品は購入不可 中古は5万円以内で購入可

Xiaomi Pad 6S Proの価格を確認します。iPad(第9世代)と比較します。

定価比較│69,800円~ 12インチクラスのハイエンドタブレットとしては安め

Xiaomi Pad 6S ProとiPad(第9世代)の定価比較表。Xiaomiは256GBモデルが69,800円と安く、同容量のiPad(71,800円)よりコスパが良い結果

12インチクラスの大画面かつハイエンド性能を持つタブレットは10万円を超える製品が多い中、Xiaomi Pad 6S Proは69,800円~かなり安い価格設定です。

256GBで比較すると、エントリーiPadであるiPad(第9世代)よりも安く、コスパが際立っています。

ただしXiaomi Pad 6S Proは発売から1年経っているためか、公式サイトやAmazonなどで新品は販売されておらず、定価での購入はできません。

iPad(第9世代)は一部店舗で新品が定価で発売されていて、購入可能です。

中古価格比較(256GB Wi-Fiモデル)│Aランクなら5万円以下で買える

2025年11月末時点の中古相場(容量256GB)をまとめます

Xiaomi Pad 6S ProとiPad(第9世代)の中古価格(256GB)比較表。AランクはXiaomiPadは4.8万円から、iPadは3.8万円から買える。結構安い

※参照したサイト

Xiaomi Pad 6S Proは10月時点では、中古ショップで未使用品が6万円程度で販売されていました。しかし11月末時点では売り切れています。今から新品を購入するのは難しいかもしれません。

ですが使用感が少ない中古Aランク品は結構出回っており、特にじゃんぱらでは5万円以下で販売されています。

一方iPad(第9世代)は発売から4年経っていますが、新品未使用品が4.6万円から購入可能。中古Aランク、Bランク品もXiaomi Pad 6S Proより安く購入できます。

【その他】モニター出力可 WidevineL1対応 ランチャー 純正アプリの広告は出ない など

モニターへの画面出力対応 ただし画面の複製のみ

Xiaomi Pad 6S Proと外部モニターをUSB type-Cケーブルでつなぎ、Xiaomi Padの画面をモニターに映している写真

Xiaomi Pad 6S Pro 12.4は、USB Type-Cケーブル1本で外部モニターに映像出力できます

ただし、Samsungの「DeX」やiPadの「ステージマネージャ」のような拡張デスクトップ(外部画面を別の領域として使う機能)には対応していません。

Widevine L1対応

Xiaomi Pad 6S Proに入れたDRM InfoアプリでXiaomi Pad 6S ProがWidevine L1に対応している様子を映した写真
DRM infoでWidevine L1対応を確認

Xiaomi Pad 6S Proは「Widevine L1」に対応しています。

NetflixやAmazon Prime Videoなどを高画質(HD/フルHD)で視聴可能です。

Widevine L1とは
  • Widevine(ワイドバイン)は映画、ドラマ、アニメなどの映像コンテンツを不正コピーから守るためのデジタル著作権管理技術。
  • Widevineにはセキュリティレベルが3段階(L1、L2、L3)あり、最も安全性が高いのがL1。
  • Widevine L1に対応していないと、以下のアプリでHD画質(720p)以上で動画を視聴できない。
    • Amazon Prime Video
    • Netflix
    • Disney+ (ディズニープラス)
    • Hulu (フールー)
    • U-NEXT

他社製ランチャーアプリでジェスチャー操作が使えない

Xiaomi Pad 6S ProにNova Launcherを導入したホーム画面。強制的に3ボタンナビゲーションに変更される

Xiaomi端末では、他社製ランチャーに設定するとジェスチャーナビゲーションが使えません

実際にXiaomi Pad 6S Proの実機にNova Launcherを設定したところ、強制的に3ボタンナビゲーションに変更されました。

設定からジェスチャーナビゲーションに戻そうとしても「サードパーティ製ランチャーではフルスクリーンジェスチャーを使用できません」というポップアップが出てきます。

Xiaomi Pad 6S Proの設定画面のナビゲーション設定画面。他社製ランチャー使用時にジェスチャーに戻そうとしても戻せない

Xiaomi純正アプリでの広告は出ない

Xiaomi Pad 6S ProとRedmi Note 9Sの純正アプリ広告比較。Redmiは広告が表示されるが、Pad 6S Proは広告なしであることを示す検証画像。

Xiaomiの一部端末では純正アプリであっても広告が出ますが、Xiaomi Pad 6S Proはいまのところ広告は出ていません。

対応ケースの選択肢が少ない 純正ケースは在庫切れで買えない

Xiaomi Pad 6S Proのクリアケースを映した写真。対応アクセサリーの数が少ないのが難点。

Xiaomi Pad 6S Proに限らず、Androidタブレットは対応アクセサリーの数が少ないのが難点

ぼくは普段軽さ重視でスタンド機能のないケースを選ぶのですが、そのようなXiaomi Pad 6S ProのケースはAmazonで探しても全然種類がありません。

発売当初はXiaomi Pad 6S Pro専用の純正ケースが発売されていたようですが、発売から1年以上たった2025年11月現在は公式サイトやAmazonではページが削除されていて買えません

付属品チェック|120W充電器とケーブルが付属

Xiaomi Pad 6S Proの付属品一覧画像。本体、120W ACアダプタ、USB Type-Cケーブル、クイックスタートガイドの同梱内容。

初期データ容量とアプリ

Xiaomi Pad 6S Proのストレージ容量を設定から確認しいる写真。初期データ容量は27.6GBで普通
初期データ容量は27.6GB
Xiaomi Pad 6S Proの初期ホーム画面。ギャラリー、Playストア、Google系アプリなど、購入直後のデフォルト状態で配置されているアプリ一覧画像。
Xiaomi Pad 6S Proのプリインストールアプリ画面。Netflix、YouTube、Mi Canvas、Booking.comなど、購入時から入っているアプリ一覧を確認できる画像。
はじめから入っているアプリ。
謎のゲームアプリがインストールされている。

【まとめ 総合評価】Xiaomi Pad 6S Proは定価6万円台とは思えない高性能 コスパ良すぎ

今回のレビューの結果をまとめます。

Xiaomi Pad 6S ProとiPad(第9世代)の性能比較評価表。画面、動作、充電、音質など各項目のランク付けと、価格を考慮しない基礎性能の総合評価まとめ画像

Xiaomi Pad 6S Proは3年前のハイエンドチップを搭載しているだけあって、処理性能は十分。その他も大きな悪い点がなく、大きさを除けば全体的にiPad(第9世代)に勝っています。

12インチクラスのタブレットとしては、かなり満足できる仕上がりです。この性能を新品6万円台で買えるのは、コスパ良すぎだと思います。

一方iPad(第9世代)はiPadOS 26になってから動作が少し重くなり、今から買っても長期利用は厳しいと感じます。ですが中古Aランク品が4万円以下で買えるのは魅力的。4万円以下のタブレットとしては十分な性能なので、コスパは良いです。

Xiaomi Pad 6S Proに良いところ|6つ

Xiaomi Pad 6S Proのメリットまとめ。120W急速充電、AnTuTu176万点の高性能、144Hz画面、立体響音、5万円以下の高コスパなど良いところを一覧で解説

Xiaomi Pad 6S Proの悪いところ|8つ

Xiaomi Pad 6S Proの悪いところまとめ。一部アプリのUI未最適化、カメラ周辺の汚れやすさ、アクセサリーの少なさなど、購入前に確認すべきデメリット一覧画像

【結局「買い」か?】12インチ以上のハイエンドタブレットがほしいなら「買い」

Xiaomi Pad 6S Proを購入した際の外箱の写真。白い箱にXiaomi Pad 6S Pro 12.4と書いてある

結論から言うと、「性能の高い大画面タブレットを安く買いたい」という人にとって、Xiaomi Pad 6S Proは「買い」です。

12インチ以上のハイエンドタブレットでは圧倒的なコスパ

12インチ以上のハイエンドタブレットの画像

日本国内で販売されている12インチ以上の処理性能の高いハイエンドタブレットは選択肢が少なく、価格は定価で10万円超えは当たり前です。

一方で、Xiaomi Pad 6S Proは定価でも69,800円中古Aランク品は5万円以下で買えてしまいます。これでAnTuTu benchmarkの実測176万点、3DゲームOKです。もはや異常なまでのコスパです。

Xiaomi Pad 6S Proは「液晶」 でも十分明るくきれい 普通に満足できる

Xiaomi Pad 6S Proの液晶画面を斜め上から見ている写真。液晶でも十分きれい

ただしXiaomi Pad 6S Proは安さと引き換えに液晶ディスプレイです。15万円超えの高価なタブレットでは有機ELが多いため、液晶のXiaomi Pad 6S Proは発色や明るさで劣ります。

しかし、実機で確認するとXiaomi Pad 6S Proの液晶は明るくてきれいです。それに144Hzでなめらか。よっぽど画質へのこだわりがない限りはXiaomi Pad 6S Proの液晶でも十分満足できます。

懸念点は新品の入手が困難なこと

Xiaomi Pad 6S Proの外箱を開封した直後の写真。箱を開けると不織布のカバーに包まれた新品のXiaomi Pad 6S Proが登場する

Xiaomi Pad 6S Proは2025年11月時点で、日本での発売から1年半経過しています。公式サイトや家電量販店では新品在庫がないケースがほとんどです。

しかし、現在は中古市場に使用感の少ないAランクの端末が多く出回っています。新品に強いこだわりがなければ、むしろ中古で安く手に入れるチャンスと言えるでしょう。

結論|12インチ以上のハイエンドタブレットがほしい人は「買い」

Xiaomi Pad 6S Proは発売から1年半経った2025年11月現在も、間違いなく「買い」の端末です。 特に以下のような条件に当てはまる方におすすめします。

Xiaomi Pad 6S Proがおすすめな人まとめ。12インチ大画面でのゲームや作業、120W急速充電、コスパ重視など、この機種を買うべきユーザーの特徴一覧画像。
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