結論から言います。Xiaomi Pad 6S Pro 12.4は、「国内で買える12インチ以上のハイエンドタブレットとしては、最高レベルのコスパ」です。
Snapdragon 8 Gen 2搭載で「原神」などの重いゲームもサクサク動き 、120Wの急速充電はわずか49分でフル充電できます 。

しかし、完璧ではありません。 以下の悪いところもあります。

- iPad(第9世代)と比較したディスプレイや性能、バッテリーの違い
- Pixel 10 Proも交えて検証したカメラやAIの実力
- 結局「買い」なのか?忖度なしの最終結論
この記事では、製造業で設計開発をしていたぼく“うちき”が、Xiaomi Pad 6S Proを徹底検証し、 「実測データ」と「実際の感覚」を照らし合わせた、リアルな使用感をレビューします。
Xiaomi Pad 6S ProとiPad(第9世代)を比較検証した結果は以下です。

基礎スペック比較
Xiaomi Pad 6S Proの主要スペックをiPad(第9世代)と比較して記載します。(※参照元 Xiaomi公式サイト、Apple公式サイト)


【デザイン】高級感〇 ただし大型カメラユニットに注意
Xiaomi Pad 6S Proのデザインをレビューします。iPad(第9世代)とも比較します。
質感|背面側面ともにマット仕上げでフラット 指紋は付きづらい
■背面


背面はアルミのマット仕上げ。丸みはなくフラットです。
背面右上にはカメラ、左上にはXiaomiロゴとキーボード用コネクタが配置されています(横置きの場合)。
カラーは深みのある濃いグレーで、ぼくは好きです。


サラサラのため、指紋は付きづらいですが、付くと少し目立ちます。

カメラが4個あるように見えるデザイン。実際はカメラ2個。

カメラユニットの縁は光沢仕上げ。クリアな輝きを放っていてきれいです。上品さを感じます。
■側面


側面も背面と同じ材質です。丸みはなくフラット。背面と側面の境界(エッヂ)はほぼ直角になっています。指紋は付きづらいです。
■質感 評価

インターフェース






■音量ボタンが細くて押しづらい

Xiaomi Pad 6S Proの音量ボタンは細く、音量の大小で独立していません。iPad(第9世代)の音量ボタンと比べ、少し押しづらいです。

サイズ・重量│Xiaomi Pad 6S ProはA4用紙よりひと回り小さい


Xiaomi Pad 6S Proは12.4インチ。タブレットの中では大きい部類です。重さは590g(実測は599g)あり、12インチクラスのタブレットの中では普通レベル。
片手でXiaomi Pad 6S Proを持つと「重いな」と感じることがありますが、両手ならそこまで重さは気になりません。
■カメラの出っ張りは約3mm 机に置くとガタつく


本体厚さを除くと、カメラの出っ張りは約3mm。

カメラの厚さを測ると3mmでした。タブレットとしてはかなり厚い設計です。机に置いて使うと、ガタガタして気になります。

■カメラガラスに指が触れて汚れやすい

Xiaomi Pad 6S Proのカメラユニットは大型な分、指が触れやすくカメラガラスがすぐに汚れます。
特にカメラユニットの近くにある電源ボタンや音量ボタンを操作しようとすると、必ずと言っていいほどカメラユニットに指がかかります。汚れを拭きとる手間がかかり地味にストレスです。
デザイン 評価│Xiaomi Pad 6S Proは高級感〇だが実用性△

Xiaomi Pad 6S Proは、マット仕上げのフラットな外観。定価6万円台の価格ながら高級感を感じます。個人的には美しさはiPad(第9世代)より上です。
しかし実用性ではiPad(第9世代)に劣ります。特にカメラガラスに指が触れやすいのが、個人的に嫌な点です。
したがってXiaomi Pad 6S Proのデザイン評価は、「C(普通)」にしました。
iPad(第9世代)は高級感は劣るものの、実用性はXiaomi Pad 6S Proより高いため、同じ「C(普通)」評価です。
【ディスプレイ】iPad(第9世代)より明るくきれいでなめらか!

Xiaomi Pad 6S ProのディスプレイをiPad(第9世代)と比較しながらレビューします。
スペック比較│Xiaomi Pad 6S Proのほうがスペックは上


※参照元 Xiaomi公式サイト、Apple公式サイト
スペックだけで判断すると、Xiaomi Pad 6S ProのディスプレイはiPad(第9世代)より明るくて、なめらかで、きめ細かく、色の表現が豊かということになります。
Xiaomi Pad 6S Proが特徴的なのは、低ブルーライトディスプレイを搭載している点です。通常ディスプレイと比べ、見え方が変わるのか気になります。
【明るさ】実機検証│iPadより明るい 室内なら十分
Xiaomi Pad 6S Proのディスプレイの明るさを照度計で測定し、どれくらい明るいのかを検証します。iPad(第9世代)と比較します。
※明るさの単位は「Lux(ルクス)」で実測しています。 公式スペックの「nit(ニト)」とは厳密には異なりますが、数値が高いほど画面が明るく、直射日光下でも見やすいことを表しています。
※「Lux(ルクス)」の正式な単位記号は「lx」(例:500 lx)ですが、本記事では数字の1(イチ)との誤認を防ぎ、視認性を高めるため「Lux」で表記しています。


- Xiaomi Pad 6S Pro 12.4
- 自動調整 直射日光下 1,203Lux
- 手動調整 最大 789Lux
- iPad(第9世代)
- 自動調整 直射日光下 1,098Lux
- 手動調整 最大 483Lux
- Google Pixel 10 Pro
- 自動調整 直射日光下 2,645Lux
- 手動調整 最大 1,932Lux
- Surface Pro 8(13インチタブレットPC)
- 手動調整 最大 519Lux
※画面に同じ白い画像を映して照度計で測定。数値はあくまで参考。
※画面に透明保護ガラスを貼付済。
明るさを手動で最大にしたときは、Xiaomi Pad 6S ProのほうがiPad(第9世代)より、明らかに明るいです。
照度計の測定結果でもXiaomi Pad 6S Proのほうが300Lux以上明るい結果になっています。
明るさ設定「自動」で、屋外の日差しがよく当たる場所でも、Xiaomi Pad 6S Proのほうが画面は明るいです。
ただiPad(第9世代)も公称最大輝度500ニトにしては明るく、Xiaomi Pad 6S Proと大きな差ではありませんでした。

しかし両機種とも屋外で見ると画面が暗く、少し見づらいです。直射日光下でも見やすいPixel 10 Proと比べると差は歴然。
Xiaomi Pad 6S Proのような大画面タブレットを屋外で使うことは少ないと思いますが、 日差しの強い屋外での使用は不向きと言えます。
今回は検証のために屋外で比較をしましたが、室内で使う分には Xiaomi Pad 6S ProもiPad(第9世代)も明るさは十分です。
Xiaomi Pad 6S Proはむしろ明るすぎるくらいで、ぼくは満足しています。

【きれいさ】実機確認│発色良&高精細できれい やや黄緑がかっているが調整可

左がXiaomi Pad 6S Pro、右がiPad(第9世代)
Xiaomi Pad 6S ProもiPad(第9世代)も、きれいなディスプレイです。
両機種とも画素密度は250ppi以上。きめ細かくて、粗さはまったく感じません。発色も良好です。
ただしXiaomi Pad 6S Proは低ブルーライトディスプレイのためか、iPad(第9世代)と比べ、デフォルト設定だと少し黄緑がかった色味に見えます(iPadのTrueToneはオフ)。
とはいえ、Xiaomi Pad 6S Proは設定から画面の色を自由に調整できるので、大きな問題ではないです。

色温度を「赤~ピンク強め(画像参照)」にすると、iPad(第9世代)と近い色になった。

【表示のなめらかさ(残像感)】実機確認│144Hzはとてもなめらか

最大144Hzのリフレッシュレートに対応しているXiaomi Pad 6S Proは、とてもなめらかな表示です。リフレッシュレート60HzのiPad(第9世代)と比べ、残像感が少ないです。

【タッチ操作のしやすさ】実機確認│しやすい

Xiaomi Pad 6S ProのほうがiPad(第9世代)よりタッチ操作はしやすく感じました。
ただし手持ちのPixel 10 ProやiPhone 14 Proと比べると、指へ吸い付く感覚がやや劣ります。
手持ちのXiaomiスマホRedmi Note 9Sではタッチ感度が高く、意図せず画面が反応してしまうことがありましたが、Xiaomi Pad 6S Proはちょうどいいタッチ感度になっています。
iPad(第9世代)は、iOS端末特有の指に吸い付くような操作感は良いです。しかしタッチ感度が低め。Xiaomi Pad 6S Proや同じiOS端末のiPhone 14 Proと比べると、スクロールがしづらいです。

【ベゼル】実機確認│ベゼル細め 没入感◎

右:iPad(第9世代)
Xiaomi Pad 6S Proのベゼルは上下左右7~7.5mmでほぼ均一。タブレットとしては細めです。
上下ベゼルが太いiPad(第9世代)と比べ、圧倒的に画面に没入できます。

公式サイトの仕様欄に書かれていませんでしたが、Xiaomi Pad 6S Proはフルラミネーションディスプレイです。
フルラミネーションではないiPad(第9世代)と比べ、画面が近くに見えるのも良い点。没入感を高めてくれます。

ディスプレイ 結果と評価│定価6万円台で買えるタブレットとしては十分すぎ

Xiaomi Pad 6S Proのディスプレイ評価は「B(よい)」です。
さすがに有機ELには叶わないものの、定価6万円台で買えるタブレットとしては十分すぎます。
iPad(第9世代)も、決して悪くはないディスプレイです。ただXiaomi Pad 6S Proを使ったあとに使うと、「なんかちょっと見づらいな…」と感じます。
【動作・パフォーマンス/発熱】AnTuTu176万点 原神も快適

Xiaomi Pad 6S Proの「動作」や「パフォーマンス」について、ベンチマークスコアから実際のアプリ使用感までレビューします。iPad(第9世代)とも比較します。
プロセッサとメモリ│3年前のハイエンドチップ搭載 メモリ8GB

Xiaomi Pad 6S ProもiPad(第9世代)も処理性能の高いハイエンドチップを搭載しています。
ただし両機種ともに型落ち品。Xiaomi Pad 6S Proは2022年、iPad(第9世代)は2019年発表のものです。
ベンチマーク実測|「AnTuTu Benchmark」「Geekbench 6」
スマホの性能を数値化するベンチマークアプリ「AnTuTu Benchmark」と「Geekbench 6」を使って、両者の基本的な動作性能を比較します。
ベンチマークアプリとは
- スマホの性能を点数で示してくれるもの。
- スコアが高いほど、全体的に動作がサクサクな高性能スマホだと判断できる。
- 過去に一部のスマホメーカーが、ベンチマークアプリ起動時だけ性能を上げる不正を行っていたため、スコアはあくまで「目安」程度。実際の使い心地とは必ずしも一致しない
■AnTuTu Benchmarkスコア 最大│176万点 (iPadは114万点)
AnTuTu Benchmarkとは
- スマホの総合的な性能を1つの大きなスコアで評価する。
- 測定項目は以下4つ。
- CPU
スマホの頭脳にあたる部分。計算処理やアプリの指示をどれだけ速くこなせるかを測る。 - GPU
映像や画像を表示する能力。3Dゲームなど、キレイで動きの激しい映像をどれだけ滑らかに表示できるかを測る。 - MEM
アプリを起動したり、データを一時的に保存したりするメモリ(RAM)と、写真やアプリを保存するストレージ(ROM)の読み書き速度を測る。 - UX
実際にスマホを操作した時の快適さ。データの処理速度や画像の表示速度など、ユーザーの体感的な使いやすさを評価する。
- CPU
- テスト内容がOSごとに違うため、AndroidとiOSの間での比較には使えない。


Xiaomi Pad 6S Proの結果は176万点。150万点を超えており、スコアだけで判断すれば重い3Dゲームもサクサクプレイできるレベルです。
一方iPad(第9世代)はXiaomi Pad 6S Proより60万点低い114万点。OSごとにテスト内容が違うため、正確な比較はできないですが、処理性能はXiaomi Pad 6S Proのほうが高いということになります。
ただiPad(第9世代)も100万点超え。普段使いでは困らない十分なスコアです。
両機種とも発熱はありませんでした。
■Geekbenchスコア│GPUはiPad(第9世代)のほうが高い
Geekbench 6とは
- CPUとGPUの能力に特化して測定。
- CPUの測定項目は以下2つ。
- Single-Core Score (シングルコアスコア)
CPUのコア1つだけの純粋な処理性能を測る。このスコアが高いほど、アプリの起動、ウェブページの表示など、基本的な操作が速く感じられる。 - Multi-Core Score (マルチコアスコア)
CPUの複数コアを同時に動かした際の処理能力を測る。このスコアが高いほど、複数のアプリの同時使用や高負荷な作業をスムーズにこなせる。
- Single-Core Score (シングルコアスコア)
- GPUの測定項目は以下3つ。
- Vulkan Score (ヴァルカンスコア)
主にAndroidOSで使用。このスコアが高いほど、ゲームをキレイな映像でスムーズに遊べる。 - OpenCL Score (オープンシーエルスコア)
主にAndroidOSで使用。このスコアが高いほど、画像加工や動画編集などクリエイティブな作業が快適になる。 - Metal Score (メタルスコア)
主にiOSで使用。このスコアが高いほど、iPhoneやiPadのゲームや動画編集などが快適になる。
- Vulkan Score (ヴァルカンスコア)
- テスト内容が特定のOSに依存しないようになっているため、AndroidとiOSの間での比較がある程度可能。


- Xiaomi Pad 6S Pro (Snapdragon 8 Gen 2)
- CPU Single-Core 1924
- CPU Multi-Core 5435
- GPU Vulkan 10057
- iPad(第9世代) (A13 Bionic)
- GPU Metal 14127
- Pixel 10 Pro (Tensor G5)
- CPU Single-Core 2303
- CPU Multi-Core 6038
- GPU Vulkan 3677
- iPhone 14 Pro (A16 Bionic)
- CPU Single-Core 2644
- CPU Multi-Core 6879
- GPU Metal 22811
驚くことにXiaomi Pad 6S ProのGPUスコアは、iPad(第9世代)よりも低いです。
基本動作・アプリ動作・発熱 実機確認│Xiaomi Pad 6S Proのほうが有利

ベンチマークスコアで判別できない、実際のアプリでの動作や発熱がどうかをレビューします。

■基本動作(ホーム画面スワイプ、アプリ開閉、タスクキルなど)

Xiaomi Pad 6S Proはとてもサクサク。動作に引っかかりやカクつきはありません。
4年使っているiPad(第9世代)も基本はサクサク動きますが、Xiaomi Pad 6S Proと比べると遅め。
特にiPadOS 26へのアップデート後に動作が遅くなり、ホーム画面を横にスワイプするときや、ロック解除時にカクつくことが多くなりました。タスクキル(バックグラウンドアプリの自動終了)も強くなったと思います。

■Chrome

Xiaomi Pad 6S Proの動作はとてもサクサクです。
iPad(第9世代)は基本的にサクサクですが、広告が表示されるページだと動作が重め。読み込みが遅く、スクロールがカクつくことがあります。

■Googleマップ ■Instagram

Xiaomi Pad 6S ProもiPad(第9世代)もとてもサクサク。動作に差はありません。
発熱は両機種ともありませんでした。

■YouTube│速度調整パネルが欠ける不具合あり

1080pの動画を4倍速で再生しても、両機種ともカクついたり音飛びしたりすることなく、快適に視聴できました。
1080pでの動画再生
| Xiaomi Pad 6S Pro | iPad (第9世代) | |
| 2倍速 | 快適 | 快適 |
| 3倍速 | 快適 | 快適 |
| 4倍速 | 快適 | 快適 |
ただしXiaomi Pad 6S Proは再生速度調整パネルの右側が欠けてしまい「+」や「3.0」ボタンが押せません(横スクロールは不可)。

横スクロールも不可。バーでの調整は可能。
パネルが欠けていても、調整バーは無理やり右にスライドできるので、ボタンは押せなくても3倍速以上にできるのですが、不便な点です。

■X(旧Twitter)|Xiaomi Pad 6S Proはスマホと同じUI

左のiPad(第9世代)は画面左にホームボタンや検索ボタンが表示される。
Xiaomi Pad 6S Proの動作はとてもサクサクです。iPad(第9世代)はXiaomi Pad 6S Proと比べ、スクロールの反応が悪く、少しもたつく場面があります。
2025年11月時点では、Xiaomi Pad 6S Proはタブレット用のUIに対応していません。スマホと同じ画面表示です。

■Tik tok|Xiaomi Pad 6S Proはとてもサクサク

Xiaomi Pad 6S Proはとてもサクサク。
一方iPad(第9世代)は、投稿閲覧だけならサクサクですが、検索したときのスクロールがやや重く、たまにスワイプしても反応しないことがあります。
Xiaomi Pad 6S Proのほうが快適です。

■モンスト|とてもサクサク ただし位置情報利用のマルチプレイに注意あり

サクサク動きます。
性能が低い機種だと、
- 友情コンボ発動時にカクついたり、
- ゲージショットのゲージの速度が可変したり
- 映像と音がずれたり
しますが、そういったことはありません。
ただしXiaomi Pad 6S Proは、iPad(第9世代)と比べ位置情報の精度が悪め。位置情報を使ったマルチプレイでクエスト募集しても、相手画面に表示されないことがあります。
一度マップアプリを開いたり、モンスポットを開いたりすれば、位置情報が修正され問題なくマルチプレイできます。

1時間プレイしても、発熱はありませんでした。

■パズドラ|サクサクプレイ可


Xiaomi Pad 6S ProもiPad(第9世代)も動作はとてもサクサク。カクつきはありません。
以前Android版のパズドラアプリでは、一部カクつきがありましたが、2025年11月末現在のVer22.80では改善されています。
プレイ中Xiaomi Pad 6S Proはほんのり温かくなりますが、あまり気にならないレベル。iPad(第9世代)の発熱はありません。
■原神│最高画質&60fpsでもカクつきなし 快適に遊べる

次にタブレットに高負荷をかけるゲームの1つである「原神」で検証します。
設定は以下。画質に関わるものは最高値、フレームレート60fpsにしています。Xiaomi Pad 6S ProはゲームターボON(GPU設定「デフォルト」)で検証します。


結果としては、Xiaomi Pad 6S Proは画質最高かつ60fpsの設定でも、サクサク遊べます。戦闘時でもカクつきはありません。
5時間連続プレイ後の平均フレームレートは53fps。比較的安定しています(以下画像参照)。常時60fps張り付きとはいかないものの、発熱もなく、十分快適に遊べる範囲です。

一方iPad(第9世代)は、カクつきが目立ち、快適とは言えません。移動や滑空でもカクつきが見られ、戦闘時は敵が多いとカクカクでプレイしづらいです。
Xiaomi Pad 6S ProもiPad(第9世代)もほんのり温かい程度に発熱があります。
データの読み込みはXiaomi Pad 6S ProよりiPad(第9世代)のほうが速かったです。ただしXiaomi Pad 6S Proも十分速いほうで、特に不満はありません。
■動画の書き出し|iPad(第9世代)のほうが速い
以下の条件で動画の書き出し時間の簡単なテストを行い、処理性能を比較します。
- 検証内容
動画編集アプリを使ってXiaomi Pad 6S ProとiPad(第9世代)上で動画編集し、書き出し完了までの時間を計測する。 - 使用動画編集アプリ
Wondershare Filmora(無料版) - 動画編集内容
1080p 30fps 10分の動画2つを結合して、720p 30fps 20分の動画にする。


| 動画書き出し時間(実測) 比較 | |
| Xiaomi Pad 6S Pro (Snapdragon 8 gen 2) | 2分05秒 |
| iPad(第9世代) (A13 Bionic) | 1分24秒 |
| iPhone 14 Pro (A16 Bionic) | 1分15秒 |
| Pixel 10 Pro (Tensor G5) | 5分38秒 |
Xiaomi Pad 6S Proは2分5秒で比較的速いです。それでもiPad(第9世代)より41秒遅い結果になりました。
タブレットで動画編集をするならiPadを選ぶほうが良いと言えます。

動作・発熱 評価│Xiaomi Pad 6S Proは高負荷ゲームも快適で満足できる

結論として、Xiaomi Pad 6S ProはiPad(第9世代)よりも動作はサクサク。高負荷なゲームも快適に遊べる、定価6万円台で買えるとは思えないほどの優れた結果になりました。
さすがに最新のハイエンド端末には劣るものの、ほとんどの人が満足できる性能です。
一方iPad(第9世代)はiPadOS 26アップデート後から動作が少し重くなり、軽めのアプリでも時々カクつきます。原神のような高負荷なゲームは厳しめ。タスクキルも強く、今後のOSアップデートを考慮すると、今から買うのは正直おすすめしづらいです。
【バッテリー持ち】持ちは「普通」 YouTube実測8時間41分

Xiaomi Pad 6S Proのバッテリー持ちを、実機で検証しながらレビューします。iPad(第9世代)と比較します。
バッテリースペック│容量は10,000mAhで普通

※参照元 Xiaomi公式サイト、Apple公式サイト
Xiaomi Pad 6S Proは容量10,000mAhのバッテリーを搭載しています。12インチクラスのタブレットとしては標準的な容量です。
スペックだけではバッテリー持ちがどれくらいかわからないため、2種類のバッテリーテストを行います。
バッテリーテスト① YouTube|8時間41分 「普通」

「YouTube」アプリでストリーミングで動画視聴した際の、バッテリー100%から0%までの連続動画再生時間を検証します。
検証内容と条件 タップで開く
- 検証内容
- 「YouTube」アプリで1080pの動画をストリーミング再生し、100%から0%までの連続再生時間を計測。
- 1時間ごとのバッテリー残量も記録する。
- 設定(共通)
- 音量 40%(有線イヤホン使用)
- 機内モードONのうえでWi-Fiのみオン、Bluetoothオフ
- 低電力モード/バッテリーセーバー オフ
- Xiaomi Pad 6S Pro設定
- 画面の明るさ 手動調整500Lux(照度計で計測)
- リフレッシュレート デフォルト
- 「バッテリーメーター オーバーレイ」アプリを常時表示
- iPad(第9世代)設定
- 画面の明るさ 手動調整最大(照度計で485Lux前後)
- TrueTone オフ



| YouTube再生時間 結果 | |
| Xiaomi Pad 6S Pro | 8時間41分37秒 |
| iPad(第9世代) ※4年使用後 | 4時間18分36秒 |
| Pixel 10 Pro | 15時間33分39秒 |
| Pixel 9 Pro | 15時間02分12秒 |
| iPhone 14 Pro | 15時間06分10秒 |
Xiaomi Pad 6S Proは8時間41分でした。明るさ500Luxというタブレットとしては厳しめの条件で検証しているので仕方ないですが、Pixelなどスマホと比較すると持ちは悪め。
ただし8時間は超えているため、評価は「普通」です。
一方iPad(第9世代)は4時間18分。4年使ってバッテリーがヘタってきたので仕方ありませんが、バッテリー持ちは悪いです。
ただ体感としては、買った当初のiPad(第9世代)のほうが、Xiaomi Pad 6S Proよりバッテリー持ちはよかったと思います。

バッテリーテスト② 「原神」連続プレイ時間|Xiaomi Pad 6S Proは4時間25分

続いてゲームアプリ「原神」を連続プレイして、高負荷時のバッテリー持ちを検証します。
検証内容と条件 タップで開く
- 検証内容
- ゲームアプリ「原神」をプレイし、バッテリー100%から0%までの連続プレイ時間を計測。
- 1時間ごとのバッテリー残量も記録する。
- 「原神」アプリ設定
- 「画面」設定は以下。画質関係はすべて最高値。フレームレートは60fps。
- 「画面」設定以外はデフォルト設定のまま変更なし。

- 設定(共通)
- 音量 30%(ワイヤレスイヤホン使用)
- Wi-Fi接続、Bluetoothオン
- 低電力モード/バッテリーセーバー オフ
- Xiaomi Pad 6S Pro設定
- 画面の明るさ 手動調整500Lux(照度計で計測)
- リフレッシュレート デフォルト
- 「バッテリーメーター オーバーレイ」アプリを常時表示
- iPad(第9世代)設定
- 画面の明るさ 手動調整最大(照度計で485Lux前後)
- TrueTone オフ



| 原神 連続プレイ時間比較 | |
| Xiaomi Pad 6S Pro | 4時間25分58秒 |
| iPad(第9世代) ※4年使用後 | 1時間56分56秒 |
| Pixel 10 Pro | 3時間09分03秒 |
| Pixel 9 Pro | 3時間11分15秒 |
| iPhone 14 Pro | 3時間39分13秒 |
高負荷な原神ではビデオ再生よりバッテリー持ちは悪くなり、Xiaomi Pad 6S Proは4時間25分。
iPhone 14 Proの3時間39分と比べれば、約45分も持ちが良い結果になりました。評価は「普通」です。
一方iPad(第9世代)は1時間56分しか持ちません。4年使ってバッテリーが劣化しているので、まぁこんなもんでしょう。

(おまけ)パズドラ バッテリー持ち検証 2時間

なんと新品のXiaomi Pad 6S Proよりも、4年使ったiPad(第9世代)のほうが良い結果になりました。
パズドラはiOS端末のほうが、バッテリー持ちが良い傾向にあるのですが、まさか4年使ってバッテリーが劣化している端末のほうが良いとは思いませんでした。
ここまで差があるなら、パズドラをプレイする人はiOS端末を選ぶほうが良いと思います。
バッテリー持ち 結果と評価│Xiaomi Pad 6S Proは「普通」

Xiaomi Pad 6S Proのバッテリー持ちは「C(普通)」です。
バッテリー持ちが悪いとは感じませんが、良くもないです。
iPad(第9世代)は、4年使用すればバッテリー持ちは悪くなることが実証できました。
【充電速度】爆速120W!0%から49分でフル充電完了

Xiaomi Pad 6S Proの充電速度を、実機で検証します。iPad(第9世代)と比較します。
充電スペック│Xiaomi Pad 6S Proは120W充電対応

※参照元 Xiaomi公式サイト、Apple公式サイト
Xiaomi Pad 6S Proは120W急速充電対応。2025年11月現在、日本で発売されているタブレットの中で120W充電できるのは、このXiaomi Pad 6S Proだけです。
スペック上は35分で100%まで充電できます。脅威的なスピードです。
【実機検証】充電時間・充電スピード検証
スペック上は35分で満充電できるXiaomi Pad 6S Proですが、実際の充電時間はどうなのかを以下の条件で検証しました。iPad(第9世代)との比較もします。
- 検証内容
- バッテリー0%から100%になるまでの時間を計測する。途中「10%ごと」に時間を記録。
- 最大出力[W]を計測する(Xiaomi Pad 6S Proのみ)。
- 充電器
- Xiaomi Pad 6S Pro…同梱されている120W急速充電器
- iPad(第9世代)…Anker Nano II 65W
- 充電ケーブル
- Xiaomi Pad 6S Pro…同梱されているケーブル
- iPad(第9世代)…Anker PowerLine lll Flow USB-C & ライトニング ケーブル
- 設定(Xiaomi Pad 6S Pro)
- 有線充電モード「トップスピード」
- 充電保護「フル充電」
【検証】 フル充電までの時間比較


Xiaomi Pad 6S Proはさすがの速さ。公称値の35分で100%には届きませんでしたが、50分かからずに充電完了できました。発熱もなかったです。
一方iPad(第9世代)は遅いです。1時間で44%しか充電できません。80%でも2時間近くかかります。
【検証】 最大出力[W] ※Xiaomi Pad 6S Proのみ

Xiaomi Pad 6S Proの最大出力実測は100Wでした。公称値の120Wには届かないものの、十分な速さです。
充電速度 結果と評価│タブレットとしては最強クラス

Xiaomi Pad 6S Proはタブレットとしては最強クラスの充電性能です。約50分で充電完了できるなら、バッテリー持ちが良いとは言えないことも気にならないレベルです。
【カメラ❶ 写真】色が不自然なことあり それ以外は十分

Xiaomi Pad 6S Proの写真撮影性能をレビューします。iPad(第9世代)やPixel 10 Proと比較します。
カメラスペック│画素数は高い

※参照元 Xiaomi公式サイト、Apple公式サイト
カメラ構成、画素数だけで判断すると、Xiaomi Pad 6S ProのカメラはiPad(第9世代)より良さそうに見えます。
写真撮影の仕様│Xiaomi Pad 6S Proは機能が多い
写真撮影の仕様


Xiaomi Pad 6S Proは機能が多いです。高解像度撮影や夜景モードに対応しています。
Xiaomi Pad 6S Proの「AIカメラ」とは
- カメラを被写体に向けるだけで、AIが「何を撮ろうとしているか」を自動で判別し、そのシーンに最適な設定に自動で調整してくれる機能
- 実際「AIカメラ」オン/オフ両方で撮り比べてみたが、違いがわからなかった。
Xiaomi Pad 6S Proの「チルトシフト」とは
写真の一部にだけピントを合わせ、それ以外の部分(上下や周囲)を意図的にぼかす機能。

Xiaomi Pad 6S Proの「HDポートレート」とは
- ポートレートモードで使用可能
- 被写体(主に人物)の肌の質感、髪の毛、まつげ、瞳の輝きなどを、よりくっきりと鮮明にする機能
- 実際「HDポートレート」オン/オフ両方で撮り比べてみたが、違いがわからなかった。
Xiaomi Pad 6S Proの「アンチバンディング」とは

蛍光灯やLEDライトの近くで撮影したときに発生する「ちらつき」や「縞模様(バンディング)」を抑える機能
【写真比較】メインカメラ 1倍 明るい場所
ここからは実際にXiaomi Pad 6S Proで撮影した写真を、iPad(第9世代)やPixel 10 Proと比較しながら紹介します。
※写真比較条件
- 同じ日の同じ時間帯に撮った写真を使用
- 「メインカメラ」「1倍」で撮影
- 通常の「写真」モードを使用
- Xiaomi Pad 6S ProのHDR設定は「自動」、画質設定は「高」
- フォーマットは「JPEG」
■駅舎とビル

Xiaomi Pad 6S Proは駅舎や駅舎から手前の範囲の色が濃く、暗め。実際に目で見た印象と異なります。正直きれいとは言えません。
iPad(第9世代)は色は明るく自然です。ただし画角狭めで、右後ろのビルの色が濃いのが気になります。
Pixel 10 Proは一番画角が広く、色のバランスも良いです。ただiPad(第9世代)と比べると、駅舎手前の芝生や石畳がやや暗め。

Pixel 10 Proが一番鮮明。模様が見やすい。
駅舎中央を拡大してみると、一番解像感が高いのはPixel 10 Pro。窓のサッシや模様が鮮明で見やすいです。
Xiaomi Pad 6S Proは赤レンガの境界線や窓のサッシがつぶれ気味。のっぺりしています。
iPad(第9世代)は8MPのためか、ノイズ多め。それでもXiaomi Pad 6S Proより鮮明に見えます。
この写真に順位を付けるなら、「1位 Pixel 10 Pro」「2位 iPad(第9世代)」「3位 Xiaomi Pad 6S Pro」です。
■観覧車

iPad(第9世代)はゴンドラの色がわかりづらい。

iPad(第9世代)はゴンドラをつるすワイヤーが消えかかっている。
一番きれいなのはPixel 10 Pro。全体に明るくて、ゴンドラの色が見やすいです。木々の緑も元気に見えます。
駅舎の写真では暗めだったXiaomi Pad 6S Proも、この写真では明るく撮れています。木々の緑がやや暗めですが、全体としては満足できるレベルです。
iPad(第9世代)は空の色が青め。実際に目で見た印象とは異なります。解像感もXiaomi Pad 6S Proより低めです。
この写真に順位を付けるなら、「1位 Pixel 10 Pro」「2位 Xiaomi Pad 6S Pro」「3位 iPad(第9世代)」です。
■花

iPad(第9世代)は全体的に白茶けている。
Pixel 10 Proは右側が暗い。

花びらや葉っぱの一部は8MPのiPad(第9世代)のほうが鮮明。
Xiaomi Pad 6S Proは写真左側がやや白飛び気味ですが、全体的に明るく鮮やかできれいです。
一方iPad(第9世代)はXiaomi Pad 6S Proと比べ、色が薄く鮮やかさに欠けます。
Pixel 10 Proは解像感が高く立体感を感じますが、写真右側が暗いのが気になります。実際目で見たときは暗くはなく、全体が明るかったです。
■書類

一番撮影しやすく、書類が読みやすいのはiPad(第9世代)です。
他と比較して画角が狭めなため、あまり書類に寄らなくても画面いっぱいに撮影できます。本体の影が入りづらく、明るく撮れました。書類の端の歪みも少ないのも良い点です。
Xiaomi Pad 6S Proは本体が大きいため、本体が影になって写真が暗くなります。
Pixel 10 Proはあえてメインカメラ1倍(マクロフォーカスOFF)で撮影しているため、ピントが合っていない箇所が多く、ぼやけています。他2機種より画角が広く、書類に寄る必要があるため、写真が暗くなりがち。Pixel 10 Proで書類を撮影する場合、ぼくは2倍ズームを使うことが多いです。
【写真比較】メインカメラ 1倍 暗い場所
■観覧車

電飾がきれいに見えるのはiPad(第9世代)。
夜景モードON/OFF両方で撮ってみて差がなかったので、夜景モードOFFの写真を載せています。
Xiaomi Pad 6S Proだけイルミネーションの色が違うので正確な比較はできませんが、イルミネーションがきれいに発色しているのはiPad(第9世代)に見えます。

Pixel 10 Proが一番良い。
観覧車中央を拡大すると、一番鮮明なのはPixel 10 Proです。iPad(第9世代)はタブレット画面で見てわかるほどノイズが多く、細部がつぶれています。
■暗所② 建物

この写真は、Xiaomi Pad 6S ProとPixel 10 Proは夜景モードです。
夜景モードのないiPad(第9世代)は実際に目で見たより暗く映っています。
Xiaomi Pad 6S ProとPixel 10 Proはどちらも実際より明るく撮れていて、ほとんど差がないです。

Pixel 10 Proは白い壁の線は鮮明だが、茶色の壁の模様がつぶれ気味。
【写真比較】インカメラ(Xiaomi Pad 6S ProはポートレートON)
続いてインカメラで撮った写真を比較します。Xiaomi Pad 6S ProとPixel 10 Proはポートレートモードで撮影、iPad(第9世代)は2種類の画角で撮ったものを比較します。


超広角で撮影できるiPad(第9世代)が一番画角が広いです。
ポートレートのボケ感はXiaomi Pad 6S ProのほうがPixel 10 Proより強め。Pixel 10 Proは自然ですが、ぼくはXiaomi Pad 6S Proのボケ感のほうが好きです。

一番鮮明なのはPixel 10 Proです。Xiaomi Pad 6S Proは32MPですがノイズ多め。
iPad(第9世代)は超広角で撮ったものを拡大しているので仕方ないですが、ノイズが多すぎて細部がつぶれ気味。ただ肌の毛穴が見えにくいのはメリットです。
写真撮影 結果と評価│大型タブレットとしては十分な性能

Xiaomi Pad 6S Proは色が不自然になることがありますが、それ以外は大型タブレットとしては十分な写真撮影性能です。ただしPixel 10 Proのような10万円超えの最新スマホと比べると劣ります。
iPad(第9世代)は全体的にイマイチ。10年くらい前のiPhoneのカメラと同等だと感じます。書類撮影しやすいのはメリットです。
【カメラ❷ 動画】色以外はよい 手振れ補正強め

Xiaomi Pad 6S Proの動画撮影性能をレビューします。iPad(第9世代)やPixel 10 Proと比較します。
動画撮影の仕様|Xiaomi Pad 6S Proは4K撮影可能
動画撮影の仕様


Xiaomi Pad 6S Proはタブレットですが4K60fpsで撮影可。逆にiPad(第9世代)のアウトカメラは1080pでも60fpsで撮影できないのは悪い点です。
Xiaomi Pad 6S Proの「デュアルビデオ」とは
- インカメラとアウトカメラで同時に動画撮影する機能
Xiaomi Pad 6S Proの「ショートビデオ」とは
- SNS(Instagramのストーリー、TikTok、YouTubeショートなど)への投稿に適した、短時間の動画を撮影できる機能
- 速度の調整ができる
Xiaomi Pad 6S Proの「監督モード」とは
- 互換性のあるXiaomiスマートフォンとワイヤレス接続することで、タブレットを「外部モニター」として使える機能
- 最大4台のカメラ映像を画面に一覧表示し、各カメラの映像を確認しながら撮影できる
- 通常のビデオモードより細かい設定が可能
Xiaomi Pad 6S Proの「テレプロンプター」とは

- 画面にテキストを表示しながら動画撮影できる機能
- テキストは自動でスクロールされる
- スピーチやレビューの動画撮影に便利
Xiaomi Pad 6S Proの「アンチバンディング」とは

蛍光灯やLEDライトの近くで撮影したときに発生する「ちらつき」や「縞模様(バンディング)」を抑える機能
【動画比較】実際に撮影した動画を確認
Xiaomi Pad 6S ProとiPad(第9世代)とPixel 10 Proで実際に動画を撮影し比較しました。
実機確認【色】|Xiaomi Pad 6S Proは色が不自然


Xiaomi Pad 6S Proは葉っぱの緑が濃くて不自然です。色が濃いためか黒つぶれしているように見える箇所があります。
一方iPad(第9世代)はかなり自然な色合い。ぼくはiPad(第9世代)のほうが好みです。

実機確認【解像感】|iPad(第9世代)は粗い

Xiaomi Pad 6S Proは4Kと1080pともに普通。粗いとは感じませんが、Pixel 10 Proと比較するとさすがにやや粗めです。
一方iPad(第9世代)はオートフォーカスが働いていない(後述)ためか、1080pとは思えないほど粗さが目立ちます(特に遠い部分)。

実機確認【手振れ補正】|Xiaomi Pad 6S Proは強い
Xiaomi Pad 6S Proの手振れ補正が意外と強くてびっくりしました。普通に歩く分には全然手振れしません。なめらかです。

実機確認【オートフォーカス】|明るい場所は速め
明るい場所では、Pixel 10 ProよりもXiaomi Pad 6S Proのほうがピントが合うのが速いです。
暗い場所ではPixel 10 Proが一番速く、Xiaomi Pad 6S Proはやや遅め。
公式サイトを見ると「連続オートフォーカスビデオ」と書いてあるiPad(第9世代)ですが、動画撮影開始後はオートフォーカスが機能せず、ピントが合いません。不具合なのか仕様なのかわかりませんが、動きながらの撮影には不向きです。

実機確認【インカメラ】|Xiaomi Pad 6S Proは「普通」

Xiaomi Pad 6S Proは特に良い点も悪い点もなく「普通」です。タブレットとしては十分だと思います。
iPad(第9世代)は動画でも超広角と狭い画角を選べます。ただ超広角は画角が広すぎて、背景に物が映り込みやすいです。狭い画角は超広角をズームしているので、画質が粗い。カメラが縦向きの上部にあり、横置きだと目線がずれるデメリットもあります。

動画撮影 結果と評価│色以外は十分 手振れ補正強め

Xiaomi Pad 6S Proは色がやや不自然なこと以外は、十分な動画撮影性能です。手振れ補正が強めなのは良い点。
一方iPad(第9世代)は、色は自然ですが色以外は微妙です。ぼくの端末ではオートフォーカスが機能せず、遠くのものが全部ぼやけるのが気になります。
【生体認証】指紋認証と顔認証が使えて便利

Xiaomi Pad 6S Proの生体認証をレビューします。iPad(第9世代)と比較します。
生体認証 仕様│Xiaomi Pad 6S Proは指紋+顔

Xiaomi Pad 6S Proは指紋認証と顔認証の2種類が使えます。ただし顔認証はインカメラを使った2D方式のため、セキュリティ性は低いです。
生体認証 使用感確認 結果│認証速度◎ 失敗も少ない

実機での生体認証の使い心地を検証しました。

生体認証に特に問題はありませんでした。認証スピードは高速で、失敗も少ないです。
Xiaomi Pad 6S Proの顔認証のセキュリティ性を確かめるために、iPadの画面に自分の顔写真を映して顔認証してみましたが、ロック解除されませんでした。
生体認証 評価│Xiaomi Pad 6S Proは「とても使いやすい」

Xiaomi Pad 6S Proは指紋認証と顔認証ともに高速で認証でき、とても使いやすいです。
特に顔認証が便利。わざわざ電源ボタンに指を持って行かなくても、ダブルタップで画面を点灯させれば、顔認証で素早くロック解除できます。
【スピーカー】6個搭載 低音と音量は◎ 音がこもりぎみ

Xiaomi Pad 6S Proのスピーカー性能をレビューします。iPad(第9世代)やPixel 10 Proなどと比較します。
スペック比較│6個搭載 Dolby Atmos対応

Xiaomi Pad 6S Proはスピーカーを6個搭載しています。位置は横向きに置いたとき左右3つずつです。立体的な音の動きを表現できるDolby Atmosに対応しています。
「Dolby Atmos(ドルビーアトモス)」とは

従来の前後左右のサラウンドサウンドに加え、「高さ」方向の音も表現できる立体音響技術。
スピーカー音質を動画で確認
Xiaomi Pad 6S ProとiPad(第9世代)のスピーカーから流した音を、録音し動画で比較します。Pixel 10 Proとも比較しています。
※Pixel 9 Proで録音(ステレオ)
スピーカー音質確認 結果と評価│音がこもり気味以外は「とても良い」

Xiaomi Pad 6S Proはスピーカーが6個あるおかげか、音の広がりがすごく良いです。音量が大きいのも◎。低音もしっかり効いています。
ただし音がこもり気味。Xiaomi Pad 6S Pro単体で聞く分にはあまり気になりませんが、他機種と比較すると結構わかります。イコライザーで調整してもイマイチでした。
Pixel 10 ProはXiaomi Pad 6S Proより音がクリアですが、音の広がりや低音は劣ります。
iPad(第9世代)はこの3機種の中だと一番劣る印象。音が軽め。横向きで持ったとき、片側にしかスピーカーがないのが特に悪い点です。
【マイク】録音音量が大きいところが◎

Xiaomi Pad 6S Proのマイク性能をレビューします。iPad(第9世代)やPixel 10 Proなどと比較します。
マイク音質を動画で確認│普通音量と小音量で検証
音楽を流し、Xiaomi Pad 6S ProとiPad(第9世代)、Pixel 10 Proのマイクで録音し動画で比較します。
マイク感度を確認するために、「普通音量で流した音を録音したもの」と「小音量で流した音を録音したもの」2種類を動画にしています。
※Pixel 9 ProもしくはSurface Pro 8のスピーカーから流したAI音楽を「Xiaomi Pad 6S Pro」「iPad(第9世代)」「Pixel 10 Pro」の標準動画アプリで録音。
※Xiaomi Pad 6S ProとPixel 10 Proはステレオ録音。iPad(第9世代)はステレオ録音非対応のため、モノラル録音。
!音量注意!
途中から音量が小さくなります。
マイク音質確認 結果と評価│十分なマイク性能 音量〇

Xiaomi Pad 6S Proは録音音量が大きいところが良い点。声を優先して録音するので、話し声を録音するのに向いています。
ただしカラオケで自分の歌を録音すると、歌声はよく聞こえますが、ミュージックが途切れ途切れになります。カラオケや音楽ライブなど、大音量で声と音を同時に録音したい場面では不向きです。
iPad(第9世代)は普通の話し声を録音する分には問題ありません。しかし音楽だと低音が弱め。Xiaomi Pad 6S Proと比べると音質が悪く感じます。
Pixel 10 Proは声や音、低音や高音がバランスよく録音できます。大音量の場合もバランスがよく、音質も3機種の中で一番良いです。ただしマイク感度が悪く録音音量が小さめ。小さい声や遠くの音の録音には向いていません。
【AI機能】機能豊富だが精度はPixelスマホに劣る

Xiaomi Pad 6S ProのAI機能を簡単にレビューします。iPad(第9世代)はAI機能が使えないので、今回はAIスマホであるPixel 10 Proと比較します。
AI機能一覧|Xiaomi Pad 6S ProもPixelに劣らず機能豊富


Xiaomi Pad 6S ProもPixel 10 Proに負けず劣らずAI機能が多いです。ただし、ほとんどの機能がインターネットに接続していないと使えません。
AI機能比較【録音アプリ】│多機能 翻訳可 精度も問題なし
Xiaomi Pad 6S Proの録音アプリのAI機能をPixel 10 Proと比較しました。
■録音の文字起こし|ほぼ同じ
Xiaomi Pad 6S ProもPixel 10 Proと同じく、録音の文字起こしができます。話し声を両機種同時に録音して文字起こしの精度比較しました。

Pixel 10 Proのほうがやや英数字に強い傾向がありますが、それ以外はほぼ一緒。Xiaomi Pad 6S Proの精度も十分です。
| Xiaomi Pad 6S Pro | Pixel 10 Pro | |
|---|---|---|
| 録音の文字起こし精度 | 良い | 良い |
■文字起こしの要約|読みやすいのはPixel 10 Pro
Xiaomi Pad 6S ProとPixel 10 Proともに、文字起こしした文章を要約できるので、比較します。

Pixel 10 Proはマジックサジェストがカメラ機能のように書かれていて△。
Pixel 10 Proのほうが固有名詞の英数字が正しい表記になっていて読みやすいです。
しかし内容は両機種とも間違っている部分があります。文字起こしの要約なので、ここまでできれば十分な気がします。
■Xiaomi Pad 6S Proは文字起こしの翻訳もできる

Xiaomi Pad 6S Proは録音の文字起こしを他の言語に翻訳できます。文字起こしは2言語表記になり、要約も翻訳されます。Pixel 10 Proにはない便利な機能です。
■Xiaomi Pad 6S Proは話者を区別してラベル付けしてくれる

Pixel 10 Proでは日本語だとできない、複数人話し手がいる場合のラベル付けがXiaomi Pad 6S Proはできます。複数人で会議をした際の議事録作成などで便利です。
AI機能比較【消しゴム】|Xiaomi Pad 6S Proは不自然で厳しめ

Pixelではおなじみの、写真から不要なものを消す「消しゴムマジック」。似た機能がXiaomi Pad 6S Proでも使えます。
機能の比較をするために、各機種で同じ画像から人物を消す作業をしました。



手前に赤と白のステージ?が生まれた。
人物の数が多かったため、Pixel 10 Proでも不自然な部分がありますが、拡大しなければわからないレベルです。
一方Xiaomi Pad 6S Proは駅舎手前に赤と白の謎のオブジェクトが生まれ、明らかに不自然です。拡大すると、消した部分の模様が破綻しているのがわかります。
消しゴム機能はPixel 10 Proの勝ちです。
AI機能比較【画像拡張】|Xiaomi Pad 6S Proは不自然

Xiaomi Pad 6S ProはAIで画像を拡張できます。Pixel 10 Proにも似たように画像を拡張できる「オートフレーム」機能があるので、実際に同じ画像で機能を使い比較します。


Pixel 10 Proはかなり自然な仕上がりです。AIで拡張された部分を拡大しても、違和感がありません。はじめからこの画角で撮ったと言われてもわからないレベルです。
一方Xiaomi Pad 6S Proは、左上と右上の拡張した部分が変な模様になっています。このクオリティだと…ちょっと使いづらいです。
これもPixel 10 Proの勝ちです。
AI機能 評価│AI機能は豊富だが、クオリティは微妙

Xiaomi Pad 6S ProはAI機能は豊富なのは良い点。ただし特に画像編集系の機能の質は悪めです。さすがにAIスマホのPixel 10 Proには叶いません。
【価格】新品は購入不可 中古は5万円以内で購入可
Xiaomi Pad 6S Proの価格を確認します。iPad(第9世代)と比較します。
定価比較│69,800円~ 12インチクラスのハイエンドタブレットとしては安め

12インチクラスの大画面かつハイエンド性能を持つタブレットは10万円を超える製品が多い中、Xiaomi Pad 6S Proは69,800円~とかなり安い価格設定です。
256GBで比較すると、エントリーiPadであるiPad(第9世代)よりも安く、コスパが際立っています。
ただしXiaomi Pad 6S Proは発売から1年経っているためか、公式サイトやAmazonなどで新品は販売されておらず、定価での購入はできません。
iPad(第9世代)は一部店舗で新品が定価で発売されていて、購入可能です。
中古価格比較(256GB Wi-Fiモデル)│Aランクなら5万円以下で買える
2025年11月末時点の中古相場(容量256GB)をまとめます

※参照したサイト
- イオシス「Xiaomi Pad6s Pro 商品一覧」
- じゃんぱら「Xiaomi 国内版 【Wi-Fi】 Xiaomi Pad 6S Pro 12.4 8GB 256GB グラファイトグレー」
- ソフマップ「〔中古品〕 Xiaomi Pad 6s Pro 12.4 256GB グラファイトグレー 」
- ゲオ「Xiaomi Pad 6S Pro」の検索結果
- イオシス「iPad(第9世代) 商品一覧」
- じゃんぱら「iPad(第9世代/2021) (iPad)の検索結果」
- ソフマップ「〔中古品〕 iPad(第9世代) 256GB 」
- ゲオ「iPad iPad 10.2インチ 第9世代」
Xiaomi Pad 6S Proは10月時点では、中古ショップで未使用品が6万円程度で販売されていました。しかし11月末時点では売り切れています。今から新品を購入するのは難しいかもしれません。
ですが使用感が少ない中古Aランク品は結構出回っており、特にじゃんぱらでは5万円以下で販売されています。
一方iPad(第9世代)は発売から4年経っていますが、新品未使用品が4.6万円から購入可能。中古Aランク、Bランク品もXiaomi Pad 6S Proより安く購入できます。
【その他】モニター出力可 WidevineL1対応 ランチャー 純正アプリの広告は出ない など
モニターへの画面出力対応 ただし画面の複製のみ

Xiaomi Pad 6S Pro 12.4は、USB Type-Cケーブル1本で外部モニターに映像出力できます。
ただし、Samsungの「DeX」やiPadの「ステージマネージャ」のような拡張デスクトップ(外部画面を別の領域として使う機能)には対応していません。
Widevine L1対応

Xiaomi Pad 6S Proは「Widevine L1」に対応しています。
NetflixやAmazon Prime Videoなどを高画質(HD/フルHD)で視聴可能です。
Widevine L1とは
- Widevine(ワイドバイン)は映画、ドラマ、アニメなどの映像コンテンツを不正コピーから守るためのデジタル著作権管理技術。
- Widevineにはセキュリティレベルが3段階(L1、L2、L3)あり、最も安全性が高いのがL1。
- Widevine L1に対応していないと、以下のアプリでHD画質(720p)以上で動画を視聴できない。
- Amazon Prime Video
- Netflix
- Disney+ (ディズニープラス)
- Hulu (フールー)
- U-NEXT
他社製ランチャーアプリでジェスチャー操作が使えない

Xiaomi端末では、他社製ランチャーに設定するとジェスチャーナビゲーションが使えません。
実際にXiaomi Pad 6S Proの実機にNova Launcherを設定したところ、強制的に3ボタンナビゲーションに変更されました。
設定からジェスチャーナビゲーションに戻そうとしても「サードパーティ製ランチャーではフルスクリーンジェスチャーを使用できません」というポップアップが出てきます。

Xiaomi純正アプリでの広告は出ない

Xiaomiの一部端末では純正アプリであっても広告が出ますが、Xiaomi Pad 6S Proはいまのところ広告は出ていません。
対応ケースの選択肢が少ない 純正ケースは在庫切れで買えない

Xiaomi Pad 6S Proに限らず、Androidタブレットは対応アクセサリーの数が少ないのが難点。
ぼくは普段軽さ重視でスタンド機能のないケースを選ぶのですが、そのようなXiaomi Pad 6S ProのケースはAmazonで探しても全然種類がありません。
発売当初はXiaomi Pad 6S Pro専用の純正ケースが発売されていたようですが、発売から1年以上たった2025年11月現在は公式サイトやAmazonではページが削除されていて買えません。
付属品チェック|120W充電器とケーブルが付属

初期データ容量とアプリ



謎のゲームアプリがインストールされている。
【まとめ 総合評価】Xiaomi Pad 6S Proは定価6万円台とは思えない高性能 コスパ良すぎ
今回のレビューの結果をまとめます。


Xiaomi Pad 6S Proは3年前のハイエンドチップを搭載しているだけあって、処理性能は十分。その他も大きな悪い点がなく、大きさを除けば全体的にiPad(第9世代)に勝っています。
12インチクラスのタブレットとしては、かなり満足できる仕上がりです。この性能を新品6万円台で買えるのは、コスパ良すぎだと思います。
一方iPad(第9世代)はiPadOS 26になってから動作が少し重くなり、今から買っても長期利用は厳しいと感じます。ですが中古Aランク品が4万円以下で買えるのは魅力的。4万円以下のタブレットとしては十分な性能なので、コスパは良いです。
Xiaomi Pad 6S Proに良いところ|6つ

Xiaomi Pad 6S Proの悪いところ|8つ

【結局「買い」か?】12インチ以上のハイエンドタブレットがほしいなら「買い」

結論から言うと、「性能の高い大画面タブレットを安く買いたい」という人にとって、Xiaomi Pad 6S Proは「買い」です。
12インチ以上のハイエンドタブレットでは圧倒的なコスパ

日本国内で販売されている12インチ以上の処理性能の高いハイエンドタブレットは選択肢が少なく、価格は定価で10万円超えは当たり前です。
一方で、Xiaomi Pad 6S Proは定価でも69,800円。 中古Aランク品は5万円以下で買えてしまいます。これでAnTuTu benchmarkの実測176万点、3DゲームOKです。もはや異常なまでのコスパです。
Xiaomi Pad 6S Proは「液晶」 でも十分明るくきれい 普通に満足できる

ただしXiaomi Pad 6S Proは安さと引き換えに液晶ディスプレイです。15万円超えの高価なタブレットでは有機ELが多いため、液晶のXiaomi Pad 6S Proは発色や明るさで劣ります。
しかし、実機で確認するとXiaomi Pad 6S Proの液晶は明るくてきれいです。それに144Hzでなめらか。よっぽど画質へのこだわりがない限りはXiaomi Pad 6S Proの液晶でも十分満足できます。
懸念点は新品の入手が困難なこと

Xiaomi Pad 6S Proは2025年11月時点で、日本での発売から1年半経過しています。公式サイトや家電量販店では新品在庫がないケースがほとんどです。
しかし、現在は中古市場に使用感の少ないAランクの端末が多く出回っています。新品に強いこだわりがなければ、むしろ中古で安く手に入れるチャンスと言えるでしょう。
結論|12インチ以上のハイエンドタブレットがほしい人は「買い」
Xiaomi Pad 6S Proは発売から1年半経った2025年11月現在も、間違いなく「買い」の端末です。 特に以下のような条件に当てはまる方におすすめします。


